ダウ5日続伸 ナスダック、S&P500は最高値更新 追加経済対策前進で

2021/02/08

【日本】日経平均大幅反発 米経済対策への期待から景気敏感株に買い

■主なマーケットデータ(25日)

*株式

 日経平均株価     28,779.19円  +437.24+1.54%

  安値 28,548.27- 高値 28,785.71

 東証出来高 153727万株

 東証売買代金 31898億円

 TOPIX 東証株価指数  1,890.95円 +25.83+1.38%)最高値更新

 

*為替

 ドル/円(17時)  105.49-51円 

 ユーロ/円(17時) 126.18-22円 

 

*短期金融市場

 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.010%

 

*債券

 国債先物・213月限  151.64-0.03

 10年長期金利  0.055%(変化なし)

 

■マーケット概況

25日の日経平均株価は大幅に反発。前日のニューヨーク市場で追加経済対策実施への期待と大手IT決算の好調を受け、終日買いが優勢となった。11時ごろから高値水準となり、上昇幅が400円を超えた。空運、陸運、鉄鋼、銀行などの景気敏感株が買われた。一方、海運、化学の2業種が下落した。TOPIXも堅調に推移し、114日の過去最高値を更新した。

 

個別銘柄では、米アップルの自動運転EV「アップルカー」の生産委託先に国内の自動車メーカーが入るとの思惑が広がり、自動車株が大幅高となった。マツダは通期営業利益予想の上方修正と相まってストップ高に急騰、上昇率は20081030日(25%)以来の大きさ。三菱自動車や日産自動車も上昇している。

 

KADOKAWAが大幅続伸し上場来高値を更新。昨日、20213月期通期の連結業績予想について、純利益が前期比17%増の95億円になる見通しと発表。前回予想の73億円から上方修正した。さらに、ソニーとサイバーエージェントからの出資を公表したことが好感された。

 

値上がり寄与トップ5は、ソフトバンクグループ(+65.93)、ファーストリテイリング(-42.85)、テルモ(+36.01)、ソニー(+28.81)、東京エレクトロン(+27.01)。トップ5200円ほど押し上げた。

 

一方、値下がり寄与トップ5は中外製薬(-19.01)、エムスリー(-15.30)、京セラ(-3.31)、日東電工(-3.24)、太陽誘電(-2.52)。

 

【米国】

■主なマーケットデータ(25日)

*株式

NYダウ平均  USD31,148.24  +92.38 +0.29%

NASDAQ総合 USD13,856.296 +78.553+0.57%)最高値更新

S&P500   USD3,886.83  +15.09 +0.38%)最高値更新

 

*為替

ドル/円 (28633分)  105.36-38

 

*債券

米国債10年 1.169% +0.030

 

*商品

 NY原油(WTI) 1バレル= USD56.85 +0.62+1.10%)(3月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,813.00  +21.80+1.22%)(4月渡し)

 

■マーケット概況

25日のダウ工業株30種平均は5日続伸。米議会上院でも予算決議案が可決し、追加経済対策の実現が前進。セクター別では、耐久消費財・アパレル、消費財サービスが上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。

 

米議会下院に続き、本日上院でも予算決議案を可決した。上院(定数100)の採決では民主党系の全議員50人が賛成したが、可決に必要な過半数に未達。規定に従いハリス副大統領が決定票を投じて可決。賛否が同数の場合には議長を務める副大統領が決裁票を投じることが決められている。バイデン大統領が提案した1.9兆ドル規模の追加経済対策の実現に向けさらに前進した。

 

労働省が朝方発表した1月雇用統計は失業率が前月から0.4ポイント改善し6.3%。しかし、景気動向を反映する非農業部門雇用者数が前月比49000人増となり、市場予想(5万人増)を下回った。改めて、政府の追加対策が急務であることが明示された。

 

個別銘柄では、フォードは第4四半期決算が予想外に上回り、電気自動車(EV)への投資計画が好感され上昇。消費関連株のナイキが好調。一方、前日引け後に決算を発表した在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブは、需要急増への対応が利益を圧迫しているとの指摘を受け下落。クアルコムが下落。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、連日で過去最高値を更新。4日夕方に市場予想を上回る四半期決算を発表したスナップやピンタレストが買われた。昨年に付けた上場来高値を3割下回るズーム・ビデオ・コミュニケーションズは見直され買いが入った。S&P500種株価指数は5日続伸し、最高値を更新している。

 

■注目のニュース

・米貿易赤字拡大 過去最大

商務省が5日発表した2020年の貿易赤字(国際収支ベース)は前年比6.0%増の9158億ドル(約95兆円)となり、2018年の8803億ドルを上回り過去最大。新型コロナウイルスのパンデミックに伴う世界的な景気悪化で、輸出が13.2%減と大幅に落ち込み、輸入の減少幅(-6.6%)を上回った。

 

*モノとサービスの貿易赤字は前年比17.7%増の2020年通年で6787億ドル(20195769億ドル)。2年ぶりに増加し、リーマンショック(2008年、7124億ドル)以来12年ぶりの高水準。

 

*202012月の貿易赤字は前月比3.5%縮小し666億ドル。

 

*国別での赤字額(通関ベース)のトップ3は、中国の3108億ドル、メキシコの1127億ドル、ドイツの573億ドル。

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