【日本】欧米市場受け4日ぶり反発
■主なマーケットデータ(12月23日)
*株式
日経平均株価 26,524.79円 +88.40(+0.33%)
安値 26,414.74円 - 高値26,585.21円
東証出来高 9億9101万株
東証売買代金 1兆8106億円
TOPIX 東証株価指数 1,765.21円 +4.09(+0.23%)
*為替
ドル/円(15時) 103.42-44円
ユーロ/円(15時) 126.06-10円
*短期金融市場
無担保コール翌日物金利(速報ベース) - 0.019%
*債券
国債先物・21年3月限 152.14(+0.01)
10年長期金利 0.005%(変化なし)
■マーケット概況
23日の東京市場は欧米市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢。前日のナスダック総合の最高値更新によって、半導体関連株を中心に買い戻す動きとなった。日経平均は4日ぶりに反発。
外国人投資家が休暇に入り、東証の売買代金は約2か月ぶりに2兆円を下回った。材料が少なく小幅な値動きとなっている。
22日(日本時間23日)にトランプ大統領は追加経済対策法案に署名しない可能性を示唆。ツイッターに動画を投稿し、法案の内容が恥辱的として見直しを迫っている。特に国民への直接給付の額がとても低く、2000ドルにするよう求めた。これに伴い、対策の成否への不透明感から米ダウ平均の先物相場が下落し、日経平均も連動して下げる場面もあった。
【米国】
■主なマーケットデータ(12月23日)
*株式
NYダウ平均 USD30,129.83 +114.32 (+0.38%)
NASDAQ総合 USD12,771.114 -36.804 (-0.28%)
S&P500 USD3,690.01 +2.75 (+0.07%)
*為替
ドル/円 (24日6時48分) 103.51-53円
*債券
米国債10年 0.955% (+0.034%)
*商品
NY原油(WTI) 1バレル= USD48.12 +1.10(+2.30%)(2月渡し)
NY金(COMEX) 1オンス=USD1,878.10 +7.80(+0.42%)(2月渡し)
■マーケット概況
22日のダウ平均は反発。ワクチンの追加供給の合意から経済活動の正常化への期待が強まり、景気敏感株を中心に買いが優勢。難航していた英国と欧州連合(EU)の貿易関係を巡る交渉の合意が近いと伝わり、欧州株相場が総じて上昇したのも投資家心理を上向かせた。
米製薬のファイザーは23日、米政府と来年7月までに1億回分の新型コロナウイルスワクチンを追加供給すると合意したと発表した。追加契約により、ファイザーのワクチン供給は計2億回分となる。モデルナから調達する2億回分を含めて米国は4億回分のワクチンを確保している。
景気敏感株が上昇。エネルギーや産業株が上昇しているほか、貿易交渉のニュースで米国債利回りが上昇しており、銀行株も堅調。旅行レジャーや航空株も買いが膨らんだ。
ナスダックは大手IT・ハイテク株に利益確定売りが入り下落。
なお、24日はニューヨーク証券取引所及びNASDAQがアメリカ東部時間午後1時(日本時間25日3時)に取引終了。25日はアメリカ市場の休場日となっている。