27日、ボラティリティは少なめで、主要な経済イベントを控え、昨日の上昇を正す形で株価はわずかに下がりました。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、目標とする平均インフレ率を2%とするなど、財政政策に対して柔軟な姿勢を見せることが予想されています。
また、市場関係者は第二四半期のUS GDPの発表に注目しています。暫定値は、第一四半期の-32.9%から若干改善して年間-32.5%になることが予想されています。
四半期連続で記録した-30%のGDPは非常に厳しい不況を示していますが、なお株価は毎日上昇しています。
一方、貴金属は株と同時に昨日上昇しましたが、今日突如下がりました。
フランクフルトセッションで+-1%を行き来しながら、金と銀は低下しました。
FXは、EURUSDが若干1.18レベルを上回り、USDJPYが106付近を行き来するなど、表立った変化は見られていません。