ダウ続落 経済対策への期待と労働市場の悪化を巡る懸念

2021/01/15

【日本】日経平均5日連続で最高値更新 米経済対策期待続く
 
■主なマーケットデータ(1月14日)
*株式
 日経平均株価     28,698.26円  +241.67(+0.85%)最高値更新
  安値 28,411.58円  -  高値 28,979.53円
 東証出来高  14億1374万株
 東証売買代金 3兆2420億円
 TOPIX 東証株価指数  1,873.28円 +8.88(+0.48%)最高値更新
 
*為替
 ドル/円(17時)  104.01-03円 
 ユーロ/円(17時) 126.31-35円 
 
*短期金融市場
 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.008%
 
*債券
 国債先物・21年3月限  151.84(-0.06)
 10年長期金利  0.030%(+0.005)
 
■マーケット概況
14日の日経平均株価は5日続伸。5日連続でバブル崩壊後の高値を更新し、1990年8月8日(2万8509円14銭)以来およそ30年5カ月ぶりの水準が続いている。バイデン次期政権による大規模な経済対策と日本企業の業績への期待により買われた。
 
一時2万9000円に迫ったものの、14時ごろから半導体関連株を中心に急激に伸び悩み、わずか20分ほどで400円超下げる場面があった。その後、盛り返し終値では200円を超える上昇となった。
 
ジャスダックは反落し、0.63%安。株価過熱の警戒から新興ITや半導体などのハイテク関連の値がさ株が売られた。マザーズは2.5%安と大きく下げた。
 
業種別ではゴム製品や陸運、情報・通信などが上昇した一方、海運や鉄鋼、鉱業などが下落。ブリヂストンが5%を超える大幅上昇。その半面、これまで5連騰していた半導体関連銘柄のレーザーテックは後場に入って下落。終値が4.85%安となった。
 
■注目のニュース
・ファーストリテイリング 巣ごもり需要により業績が好調
ファーストリテイリングが14日発表した21年8月期の第一四半期(2020年9月~11月)の連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比1%減の703億円。巣ごもり需要により国内と中華圏での販売が好調。さらに、デザイナーのジル・サンダー氏とのコラボ商品の販売が好調だった。
 
新型コロナウイルスの感染拡大前と比べてもほぼ同水準の利益を保っている。21年8月期通期の業績予想については、純利益で過去最高の1650億円の見通しを据え置いている。
 
【米国】
■主なマーケットデータ(1月14日)
*株式
 NYダウ平均  USD30,991.52  -68.95 (-0.22%)
 NASDAQ総合  USD13,112.638  -16.313 (-0.12%)
 S&P500       USD3,795.54  -14.30 (-0.37%)
 
*為替
 ドル/円 (15日6時37分)  103.77-78円
 
*債券
 米国債10年 1.127%  (+0.041%)
 
*商品
 NY原油(WTI) 1バレル= USD53.57 +0.66(+1.25%)(2月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,851.40  -3.50(-0.19%)(2月渡し)
 
■マーケット概況
14日の米ダウ工業株30種平均は下落。朝方過去最高値を上回っていたが、下げに転じた。バイデン次期大統領が14日夕方(日本時間15日朝)に発表する新型コロナウイルス経済対策への期待がある一方、新規失業保険申請件数の増加から労働市場の悪化を巡る懸念が高まった。午後にパウエルFRB議長が講演で「利上げはすぐにはない」と述べていたが、株式市場の反応は限定的。
 
米国債利回り上昇から、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフト、交流サイトのフェイスブック、ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株が軒並み売られた。その反面、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが買われた。
 
航空機のボーイングやクレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど景気敏感株が買われた。原油高を受け、石油のシェブロンも高い。
 
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。主力株への売りが重荷となった半面、半導体関連株は買われている。
 
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