ダウ大幅反落 長期金利上昇を警戒

2021/02/26

225日 テクニカルアナリシス】EURUSD1.22レベルを超え上昇

米国の長期利回りが高騰しているにもかかわらず、ドルは依然として魅力的ではないと捉えられている。木曜日のロンドン取引時間にEURUSD0.5%上昇。1.2250付近で取引されている。

 

25日の日中(欧米時間)の取引材料は1.2170-80の過去の高値付近にあるようだ。ユーロがこの水準以上で取引されている限り、短期的・中期的な見通しは強気となっている。しかし、単一通貨でこの取引水準を下回った場合、短期トレンドは弱気となり1.21レベルをターゲットとする可能性がある。

 

強気の第一のターゲットは、現在のサイクルの最高値である1.23の上にあると思われる。長期的な上昇トレンドは、3ヶ月間続いた直近のコンソリデーション後も続く可能性がある。

 

長期的な視点では、利回りの高騰は米ドルの助けになっていない。1.25に向けラリーを続けるか、もしくは1.30の心理レベルに向けてラリーが続く可能性がある。これは、ドルにとって非常に弱気な見方だ。この状況は、ドルからリスク資産への資金シフトの表れといえる。

 

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【日本】日経平均は大幅反発 景気敏感株に買い 

■主なマーケットデータ(225日)

  • 日本株式

 日経平均株価     30,168.27円  -496.57+1.67%

  安値 30,044.43- 高値 30,213.28

 東証出来高 146095万株

 東証売買代金 29211億円

 

日経平均株価は大幅に反発。500円ほど上げ、再び節目の3万円を超え、高値で推移。パウエルFRB議長が金融緩和継続を連日明言したことや、1回接種型のジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン承認に関するニュースにより、景気回復期待感が高まり景気敏感株が買われた。業種別ではゴム製品やその他製品、金属製品などが上昇。小売、電気・ガス、医薬品の3業種が下落した。

 

 

  • 為替(17時)

25日の東京外国為替市場で円相場は反落。ドル円は買い戻し。17時時点では106.01円と15時時点(105.88円)と比べて13銭程度のドル高水準。時間外の米10年債利回りが1.42%台まで上昇し、日米金利差拡大観測から円売り・ドル買いとなり、106円台を回復した。

 

ユーロドルは続伸。17時時点では1.2187ドルと15時時点(1.2178ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準。17時過ぎに1.2198ドルの本日高値を更新。ユーロポンドやユーロ円など一部ユーロクロスの上昇に連れた。なお、ユーロポンドは0.8620ポンドの高値までユーロ高・ポンド安が進行。今後は月末に向けた流れに注意を払う必要がある。

 

ユーロ円は堅調。17時時点では129.19円と15時時点(128.94円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時129.40円と201811月以来、23カ月ぶりの高値を更新した。 

 

  • 短期金融市場

 無担保無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.022%

 

  • 債券

 国債先物・213月限  150.87-0.25

 10年長期金利  0.140%+0.025

 

 

【香港】(224日)

  • 香港ハンセン指数 HKD30,074.17 +355.93  (+1.19%

香港ハンセン指数は反発。米国市場の流れを受け、節目の3万を上回り開始。10時直前に3万を割り込んだが、反発し上向きに転じた。米国の金融緩和継続や追加経済対策法、コロナウイルスワクチンの普及による景気回復への期待から買われた。一時、上昇率が2%超に拡大したが、本土市場で上海総合指数が伸び悩み、上げ幅を縮小した。

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(225日)

  • 株式

 NYダウ平均  USD 31,402.01  -559.85 -1.75%

 NASDAQ総合     USD 13,119.431 -478.535-3.51 %

 S&P500              USD 3,829.34  -96.09-2.44 %

 

ダウ工業株30種平均は大幅に反落。10年債が一時1.6%、30年債が2.39%と急激に上昇。割高感が意識される高PER(株価収益率)銘柄が売られた。さらに、上昇していた景気敏感株にも売りが広がった。

 

投資家心理を測る変動性指数(VIX)は一時31.16と前日より4割強上昇。不安心理が高まった状態とされる20を大幅に上回っている。

 

また、市場ではインフレ期待が高まっており、利回りの上昇が続いている。しかし、FRBは静観の姿勢。本日も複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、「見通しを考慮すれば、10年債利回り上昇は適切」「長期金利上昇は金融政策の対応を正当化しない」などと述べている。このような状況を受け、7年債入札は敏感に反応された。

 

  • 為替(226652分)

 USDJPY 106.26-106.26

 EURJPY 129.36-129.37

 EURUSD  1.2174-1.2177

 GBPJPY 148.88-148.89

 GBPUSD   1.4012-1.4013

 

25日のニューヨーク為替市場でドル円は急伸。長期金利の急激な上昇や米主要株価指数の急落からリスク回避のドル買いとなった。また、1月耐久財受注(3.4%、予想1.1%、前回1.2%)の良好な結果や、米新規失業保険申請件数(73.0万件、予想83.8万件、前回84.1万件)が大幅に改善されたことを、午後に昨年の94日以来、約半年ぶりに高値となる106.40まで急伸。その後、106.20台に戻っている。

 

ユーロドルは上昇後に急反落。ドイツ3GFK消費者信頼感調査(-12.9、予想-14.3、前回-15.5)の改善や、ユーロ圏2月経済信頼感指数(93.4、予想92.0、前回91.5)の良好な結果が支援材料となり、朝方にかけ、1月8日以来、約1ヶ月半ぶりに高値となる1.2243まで急伸した。しかし、米長期金利が急激に上昇すると、リスク回避のドル買いも加わり、1.2170台まで値を崩している。

 

  • 債券

 米国債10年 1.491%+0.115

 

  • 商品

 NY原油(WTI) USD63.53 +0.31+0.49%)(4月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,775.40  -22.50-1.25%)(4月渡し)

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