【米国】FOMCでは政策金利を3.75-4.00%に据え置いたが、ドル売りが優勢となった
為替(2026年10月29日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 157.83(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1153(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 176.04(円)
ポンド円 GBP/JPY 210.33(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3325(米ドル)
10月28日のニューヨーク外国為替市場は、FOMC結果公表では政策金利は据え置かれ、声明では「経済活動は力強いペースで拡大してきた。」とし、従来の「底堅いペース」から判断を変えた。ウォーシュFRB議長は「インフレ率は依然として高すぎる」「金融環境は引き締まりつつあるが、『引き締まっている』とまでは言い切れない」と述べた。
米ドル円は、中東情勢の不透明感を背景にドル買いが先行し158.35円まで上昇し日通し高値を更新した。ただ、WTI原油先物価格が下落したことや米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで、引けにかけては売り戻しが優勢となり、157.77円まで売り戻された。
ユーロドルは、日本時間の夕方に年初来安値に面合わせした後だけに、買戻しが優勢となった。29日のECB定例理事会を前にポジション調整目的のユーロ買いが優勢となった。米FOMCの結果公表やウォーシュFRB議長の発言後に全般でドル売りが出ると、1.1169ドルまで上値を伸ばした。
株式
NYダウ平均 USD 52,475.10 +97.53(+0.18%)
NASDAQ総合 USD 26,561.24 +391.86(+1.49%)
S&P 500 USD 7,743.98 +21.38(+0.27%)
株式市場は、アジア時間に半導体・AI関連株に買いが入り株価が上昇したことで、米国の関連株にも買いが波及した。出遅れ感のあった金融・ディフェンシブ株の一角にも買いが入った。ネビウス・グループやコアウィーブなど、AI向けクラウドサービスに特化した「ネオクラウド」企業の上昇が目立った。
債券・商品先物
米国債10年 5.018% (+0.019)
NY原油(WTI) USD/バレル 103.26 (+1.68%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,081.2 (+0.19%)
【日本】片山財務相の発言から円買いが先行したが、FOMC結果公表を前に大きな方向感は出にくかった
為替(17時)
10月28日の東京外国為替市場は、片山財務相から円安をけん制する発言が聞かれたことから、円買いが先行した。またニューヨーク時間のFOMC結果公表を前に、様子見ムードが強く大きな方向感は出にくかった。米10年債利回りが底堅く推移したことで、全般でややドル買いが優勢となった。
米ドル円は、片山財務相から「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視している」との円安けん制発言が伝わった他、ニューヨーク時間にはFOMC結果公表が控えている事で、様子見ムードが強く157.90円前後でのレンジでもみ合いが続いた。14時台には157.75円まで下押したが、米10年債利回りの上昇を背景に買い戻された。
ユーロドルは、米10年債利回りの上昇を背景に上値の重たい展開となり、売りが優勢となった。16時過ぎには1.1113ドルまで下値を拡大した。ただ、ニューヨーク時間にはFOMCの結果公表を控えていることもあり積極的に売り進める展開とはならず、欧州勢参入後には買い戻された。
ユーロ円は、ドル円やユーロドルの上値の重さを確認すると、ユーロ円も売りが優勢となった。14時台には175.40円まで下値を拡大したが、ドル円が反発したことやユーロドルが下げ渋ったことを受けて175.64円まで買い戻されたが、戻りは限定的だった。
債券
日本国債10年 2.827% (+0.030%)
【市場主要イベント】
29日 米 PCEデフレーター
ユーロ ECB 政策金利
30日 日 日銀金融政策決定会合 政策金利
独 国内総生産
ユーロ 国内総生産
米 四半期雇用コスト指数
加 国内総生産