為替(2026年10月23日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 157.71(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1180(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 176.32(円)
ポンド円 GBP/JPY 210.98(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3375(米ドル)
米ドル円
26日(月)は、東京仲値にかけて買いが先行し157.22円まで上値を伸ばした。もっとも米10年債利回りが低下したことを受けて上値が重たくなり、一転して156.65円まで売り戻された。午後になると、低下していた米10年債利回りが下げ幅を縮小したこともあり、買戻しが優勢となり、17時までに157.20円まで上昇した。手掛かり材料に欠ける中でじり高に推移し底堅い値動きとなった。24時台には157.64円まで上値を伸ばした。週の後半では日米欧の政策金利の発表や、大手IT企業の四半期決算発表が控えていることもあり、ポジション調整目的の取引がメインとなった。
27日(火)は、 日経平均株価が大幅に上昇した事を手掛かりに買いが先行し10時台には157.76円まで上値を伸ばした。買い一巡後には米10年債利回りが下落したことで157.55円まで売り戻されたが、底堅く推移し17時過ぎには157.88円まで上値を伸ばした。FOMCや日銀金融政策決定会合を前にポジション調整目的の円売り・ドル買いが先行した。米消費者信頼感指数や米新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことも相場の支援材料となり、引け前には157.97円まで上値を伸ばし日通し高値を更新した。
28日(水)は、 片山財務相から「為替市場の動向を高い緊張感をもって注視している」との円安けん制発言が伝わった他、ニューヨーク時間にはFOMC結果公表が控えている事で、様子見ムードが強く157.90円前後でのレンジでもみ合いが続いた。14時台には157.75円まで下押したが、米10年債利回りの上昇を背景に買い戻された。 中東情勢の不透明感を背景にドル買いが先行し158.35円まで上昇し日通し高値を更新した。ただ、WTI原油先物価格が下落したことや米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで、引けにかけては売り戻しが優勢となり、157.77円まで売り戻された。
29日(木)は、 時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて158.06円まで上昇したものの、買いの勢いは続かなかった。上昇していた米10年債利回りが低下した事を受けて全般でドル売りが優勢となるとマイナスに転じ、157.60円まで下値を拡大した。その後はショートカバーが入りじり高に推移したが、戻りは157.94円までにとどまった。 対ユーロでドル買いが優勢となるとドル円でも買いが先行し、22時台には158.12円まで上値を伸ばし、日通し高値を更新した。その後は米10年債利回りが低下したこともありドル売りが優勢となった。引けにかけては、157.64円まで下押した。
ユーロドル
26日(月)は、買い先行で始まり1.1226ドルまで上値を伸ばしたものの、午後になると米10年債利回りが下げ幅を縮小し徐々に売りが優勢となっていった。全般でドル買いが優勢となった流れに沿って売りが優勢となると、17時前には1.1203ドルまで下押したが、早朝安値の1.1202ドルを前に下げ渋った。低下した米10年債利回りが底堅く推移したことやWTI原油価格が上昇したことで、全般でドル買いが優勢となった。23時過ぎには1.1173ドルまで下値を拡大した。その後の戻りも1.1195ドルまでにとどまり、引けにかけては再び売りが優勢となった。
27日(火)は、 対円でドル買いが優勢となるとユーロドルでもドル買いが優勢となり、1.1162ドルまで下値を拡大した。売り一巡後には下げ渋ったが、戻りは限定的だった。欧州勢参入後には、時間外の米10年債利回りが下げ幅を縮小したことで、再びドル買いが優勢となると、1.1152ドルまで下値を拡大した。NY市場序盤に1.1154ドルまで上昇したものの、米消費者信頼感指数や米新築住宅販売件数が市場予想よりも強い内容だったことが相場の重しとなったほか、政治・財政に対する不安も根強く、取引終了間際には1.1122ドルまで下値を拡大した。
28日(水)は、 米10年債利回りの上昇を背景に上値の重たい展開となり、売りが優勢となった。16時過ぎには1.1113ドルまで下値を拡大した。ただ、ニューヨーク時間にはFOMCの結果公表を控えていることもあり積極的に売り進める展開とはならず、欧州勢参入後には買い戻された。日本時間の夕方に年初来安値に面合わせした後だけに、買戻しが優勢となった。29日のECB定例理事会を前にポジション調整目的のユーロ買いが優勢となった。米FOMCの結果公表やウォーシュFRB議長の発言後に全般でドル売りが出ると、1.1169ドルまで上値を伸ばした。
29日(木)は、米長期金利の上昇に伴ってユーロ売り・ドル買いが先行したものの、その後は1.1158ドルまで買い戻された。ただ、ECB金融政策公表を前に持ち高調整目的の売りが優勢となると、じり安に推移し1.1131ドルまで下値をわずかに更新した。もっとも積極的に売り進める展開とはならず、その後は下げ渋った。独長期金利の低下をきっかけに全般でユーロ売りが優勢となった。22時過ぎには昨年5月以来の安値を更新し、1.1104ドルまで下値を拡大した。なお、ECBはこの日政策金利を据え置くことを発表したが「ECBの制作が依然として利上げに向かっている」との見方からユーロ買いが優勢となり、1.1185ドルまで上値を更新した。
ユーロ円
26日(月)は、ユーロドルの上昇とともに買いが先行し、東京仲値にかけて176.35円まで上昇した。もっともドル円が下落すると、175.83円まで売り戻された。その後はドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたことで、方向感は定まらず小幅なレンジ内で揉みあう展開が続いた。
27日(火)は、 日経平均株価の大幅高を受けて、買いが先行し176.19円まで上昇したものの、ユーロドルが下落している影響を同時に受けたことで伸び悩んだ。その後も大きな方向感が出ることはなく176.10円前後でのもみ合いが続く展開となった。
28日(水)は、 ドル円やユーロドルの上値の重さを確認すると、ユーロ円も売りが優勢となった。14時台には175.40円まで下値を拡大したが、ドル円が反発したことやユーロドルが下げ渋ったことを受けて175.64円まで買い戻されたが、戻りは限定的だった。
29日(木)は、東京オープン直後に176.15円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルの下落を受けて、ユーロ売り・円買いが優勢となった。徐々に下値を切り下げながら15時過ぎには175.74円まで下値を拡大した。ただ、ユーロドルが下げ渋ると、ユーロ円の売りも一服し、下げ渋った。
10月26日 9時00分 ~10月30日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 156.68~158.60(円)
ユーロドル EUR/USD 1.1186~1.1260(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 175.54~177.92(円)
ポンドドル GBP/USD 1.3295~1.3419(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 209.47~211.99(円)
株式
26日(月)は、人工知能開発のアンソロピックは新規株式公開に向けた目論見書を公開した。同社がIPOに向け前進したことが好感され、AI関連を中心にハイテク株が買われた。AI向けクラウドサービスのコアウィーブは一時4%超下落したものの、売り一巡後は一転して買戻しが優勢となり、6%超上昇する場面もあった。
27日(火)は、 ブロードコムから「人工知能開発のアンソロピックの半導体調達を支援するために、複数の米金融機関と資金供給の枠組みを作った」と発表した事で、半導体などAI関連銘柄に買いが入った。一方で、決算内容の見通しを示したボーイングが急落した。
28日(水)は、 アジア時間に半導体・AI関連株に買いが入り株価が上昇したことで、米国の関連株にも買いが波及した。出遅れ感のあった金融・ディフェンシブ株の一角にも買いが入った。ネビウス・グループやコアウィーブなど、AI向けクラウドサービスに特化した「ネオクラウド」企業の上昇が目立った。
29日(木)は、決算内容が嫌気されたアルファベットやキャタピラーが急落し、投資家心理を冷やした。人工知能投資を巡る不透明感が改めて意識されたことも相場の重しとなった。なお、好調な決算を発表したマイクロソフトは高く始まったものの、他のハイテク株の下落と重なり、下げに転じた。