為替(2026年10月9日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.08(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1242(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 177.73(円)
ポンド円 GBP/JPY 208.61(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3193(米ドル)
米ドル円
5日(月)は、ユーロ円の下落につれて157.43円まで下押したものの、ユーロドルが下落した影響も受けたため買い戻され158.17円まで上昇した。ただ、高市首相が所信表明演説で円安をけん制する発言をしたことで、17時過ぎには157.57円まで売り戻された。「年金積立金管理運用独立行政法人は9月会合で基本ポートフォリオ検証の議論はしなかった」との一部報道を受けて円売りが先行し22時過ぎには158.30円まで上値を伸ばした。ただ、買い一巡後には米10年債利回りが上昇幅を縮めたこともあり、ドルが売り戻された。
6日(火)は、 売りが先行し157.76円まで下押したものの、時間外の米10年債利回りが上昇したほか、日経平均株価が堅調したことも支えとなり、15時台には158.24円まで上値を伸ばした。ただ、その後は米10年債利回りが伸び悩んだことや植田日銀総裁の発言を受けて、伸び悩んだ。日銀が今月の金融政策決定会合では「利上げに慎重になる」との見方から、円売りがでた。その一方で米10年債利回りの低下に伴うドル売りもでたことで、大きな方向感はでにくかった。なお、佐藤日銀審議委員は「段階的な利上げには賛成」と述べた一方で「個人消費が弱くなることを懸念している」とした。
7日(水)は、時間外の米10年債利回りが上昇した事を背景に買いが先行し158.51円まで上昇した。もっとも買い一巡後には158.30円を中心とした揉みあいが続いた。その後は対ユーロ主導で円高が進んだ流れに沿って売りが優勢となり17時までに158.03円まで下値を拡大した。 米10年債利回りの上昇を背景に158.40円まで買いが先行したものの、米10年債利回りが低下に転じたため徐々に上値が重たくなり売りが優勢となっていった。午前4時前には157.89円まで下押したが、欧州時間安値の157.85円がサポートとして意識されると下げ渋った。
8日(木)は、ユーロ円にまとまった売りが持ち込まれたことにつれて、ドル円でも売りが優勢となり仲値にかけて157.58円まで下押した。ただ、下落していたWTI原油先物価格が買い戻され、米10年債利回りが上昇すると一転して買戻しが優勢となった。午後になっても買いは続き、15時前には158.28円まで上値を伸ばした。欧州勢参入後には買いは一服したが、方向感なく揉みあった。午前1時前に158.37円まで上値を伸ばし日通し高値を付けたものの、7日の高値158.51円が目先のレジスタンスとして意識されたことで売り戻しが優勢となった。トランプ米大統領の発言をきっかけに、WTI原油先物価格が伸び悩んだことや、米10年債利回りも伸び悩んだことで全般でドル売りが優勢となり、157.51円まで急落し日通し安値を付けた。
ユーロドル
5日(月)は、仏財政悪化懸念に加え「サンチェス・スペイン首相が来年の総選挙を年内に前倒しする検討を始めた」との報道から、スペイン政局不安も高まったため、ユーロ売りが優勢となり、12時過ぎには1.1161ドルまで下値を拡大した。もっとも売り一巡後にはショートカバーが入り1.1207ドルまで買い戻された。 フランス・スペインの財政悪化懸念を背景に、アジア市場では一時1.1161ドルと昨年5月以来の安値を付けた。もっとも急ピッチで下げた反動から買い戻しが優勢となり、午前6時前には1.1225ドルまで買い戻された。
6日(火)は、 ドル円でのドル売りを受けて1.1231ドルまで買いが先行したが、米10年債利回りの上昇が上値の重しとなり徐々に売り戻された。15時台には1.1202ドルまで下押したが、その後は時間外の米10年債利回りの低下を受けてドル売りが優勢となったことで、1.1243ドルまで上値を伸ばした。 来年の仏大統領選挙への立候補を表明している極右政党・国民連合のマリーヌ・ルペン氏が公表した財政構想を受けて、同国の財政運営に対する不安が和らぐと、仏長期債価格が上昇した。為替市場では、一時伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
7日(水)は、米長期金利の上昇を受けてドル買い圧力が高まった。また仏・スペインの政局不安が根強く残っていることもユーロ売りの材料となり、売りが進んだ。欧州時間になり仏10年債利回りが大幅に上昇して始まるとユーロ売り・ドル買いが加速し、1.1190ドルまで下値を拡大した。 仏・スイスの財政・政局不安が高まる中で、ユーロ売りが先行し1.1164ドルまで下値を拡大した。ただ、5日の年初来安値の1.1161ドルがサポートとして意識されると下げ渋り買い戻された。24時過ぎには1.1204ドルまで買い戻されたが、その後は伸び悩んだ。
8日(木)は、円がらみの取引が中心となる中で1.1200ドルを挟んで大きな方向感は出にくかった。午後になり欧州勢が参入し始めると、仏10年債利回りが上昇して始まったことでユーロ売り・ドル買いが優勢となり16時過ぎには1.1182ドルまで下値を拡大した。上昇していた米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで、ドル売りが優勢となると、23時台には1.1226ドルまで上値を伸ばした。その後は、1.1184ドルまで売り戻されたものの、トランプ大統領の発言を受けてWTI原油先物価格が大幅に下落したこともあり、再びドルが売り戻された。
ユーロ円
5日(月)は、フランスとスペインの政局不安からユーロが全面安となった流れに沿って、前日安値を下抜けて15時台には176.22円まで下値を拡大した。ただ、ユーロ売りが急進したことで、売り一巡後にはショートカバーが入り、177.05円まで買い戻された。
6日(火)は、 方向感の出にくい展開となった。ドル円の上昇につれて177.48円まで上昇したものの、ユーロドルが下落した影響もあり、15時過ぎには177.38円まで売り戻された。ただ、ユーロドルが上昇するとユーロ買いが優勢となり、17時までに177.76円まで上値を伸ばした。
7日(水)は、ドル円の上昇につれて買いが先行し178.30円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルの下落につれて徐々に売りが優勢となった。欧州勢参入後には仏長期債利回りが大幅に上昇したことでユーロ売りが優勢となると、176.71円まで下げ足を速めた。
8日(木)は、仏財政の悪化を懸念したユーロ売りが先行すると、176.52円まで下押した。ただ、昨日安値の176.55円をわずかに下抜けた後は、買い戻しが優勢となった。ドル円が上昇したことも相場の支えとなり、14時台には177.32円まで上値を伸ばした。欧州勢参入後には、仏10年債利回りが上昇したことや、ユーロドルが下落したこともあり176.85円まで下押した。
10月5日 9時00分 ~10月9日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 157.43~158.51(円)
ユーロドル EUR/USD 1.1161~1.1276(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 176.22~178.34(円)
ポンドドル GBP/USD 1.3184~1.3285(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 208.23~210.20(円)
株式
5日(月)は、FRBの早期利上げ観測が後退する中で、この日も買いが続いた。WTI原油先物相場が下落したことも投資家心理の改善につながった。ただ、米長期金利の上昇を嫌気した売りが出るとNYダウ平均は下げに転じる場面もあった。
6日(火)は、 米長期金利が低下し株式の相対的な割高感が薄れると株買いが優勢となった。仏財政・景気への懸念が和らぐ中で、欧州株が上昇したことも相場を下支えした。ナスダックやS&P500では史上最高値を更新した。
7日(水)は、米10年債利回りが24年ぶりの高水準となる中で、投資家心理が悪化し株売りが広がった。ハイテク株比率が高いナスダックでは、連日で高値更新が続いていた反動もあり6日ぶりに反落した。
8日(木)は、売り先行で始まったものの、米長期金利の低下を受けて消費関連銘柄を中心に買いが入ると上昇に転じた。ただ、「オープンAIの売上高は将来予想を大幅に下回る見通し」との報道から、半導体関連株は軒並み下落した。