世界的なリスク選好が目立ち、AUDを始めとする主要通貨が高値を記録しました。
ダウ工業株30種平均、S&P500種は過去最高値を記録し、ナスダック総合指数も上昇しました。
USDはほとんどの主要通貨に対し、下落しました。
主要通貨のうち、AUDは唯一2ヶ月に渡り堅調です。
昨日発表されたドイツの国内総生産(GDP)が予測以上の結果であったことから、EURも上昇しました。
ブレグジットについて新しいニュースはないものの、GBPは1.3350付近で取引されました。
ブレグジットに関しては新しい情報が入り次第、GBPのボラティリティを生むことが予想されます。
英政府は、「欧州連合(EU)も前進していく必要がある」と述べ、「欧州連合(EU)と今後も協力しあえる関係でありたいと思う」と楽観的な印象でコメントしています。
一方、金は1800ドルをかろうじて維持しており、銀は2日連続で下落しています。
市場は、ワクチンへの期待、米国の好感的な経済データ、米国の情勢の落ち着きなどによって、引き続き大きく左右されそうです。