IHSマークイットが21日に発表した8月のドイツ総合購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことを受け、EURUSDは1.1810付近で取引されました。
一方、製造業PMIは、7月の51から8月は53へと上昇しました。
サービス部門PMIは55.6から50.8に低下し、総合PMIを押し下げました。
フランスでは、製造業、サービス部門の両方において前月比で低下しました。
ユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業部門は51.7に低下、サービス部門では54.7から50.1にまで落ち込みました。
サービス部門では、観光業界の損失及び、新型コロナウイルス第2波に対してロックダウン(都市封鎖)が再開されつつあるため、今後数ヶ月は停滞することが予想されます。
英国立統計局(ONS)が発表した7月の小売売上高は、予想に反して、新型コロナウイルスの感染拡大前を上回る結果となりました。消費者の強い需要が見受けられました。
一方、GBPは買いの反応はみられず、対USDは軟調に推移しています。
本日後半、米・7月中古住宅販売件数、米・8月製造業及びサービス業PMIの発表が控えています。
米株市場は上げ相場で推移しているため、今日さらに強気展開する可能性があります。