【日本】反落 英EU合意も薄商い
■主なマーケットデータ(12月25日)
*株式
日経平均株価 26,656.61円 -11.74(-0.04%)
安値 26,638.28円 - 高値26,716.61円
東証出来高 6億9480万株
東証売買代金 1兆2547億円
TOPIX 東証株価指数 1,778.41円 +4.14(+0.23%)
*為替
ドル/円(17時) 103.51-53円
ユーロ/円(17時) 126.22-26円
*短期金融市場
無担保コール翌日物金利(速報ベース) - 0.016%
*債券
国債先物・21年3月限 151.92(-0.06)
10年長期金利 0.015%(変化なし)
■マーケット概況
25日の日経平均は3日ぶりに反落。英国とEUが新たな自由貿易協定(FTA)の交渉を土壇場で合意。懸念が払拭されたものの、クリスマス休暇で市場参加者が限定され薄商いとなった。
東証がシステム障害で終日売買停止となった10月1日を除き、2019年12月25日以来1年ぶりの低水準となり今年最低の売買代金となった。
日本郵船が前日に2021年3月期業績見通しを上方修正する見込みと明らかにし、商船三井など海運株が急伸した。
■注目のニュース
・東証再編3市場に プライムはハードル高く
東京証券市場は25日、2022年4月に既存の4市場を廃止し3市場に再編すると発表した。3市場の役割を明確にし、最上位市場にあたるプライムの上場基準を厳しくする。これまで、新興市場はマザーズとジャスダックが共存していたが、グロースに一本化される。再編に伴い、TOPIXの見直しも実施する。
【米国】
■主なマーケットデータ(12月24日)
*株式
NYダウ平均 USD30,199.87 +70.04 (+0.23%)
NASDAQ総合 USD12,804.734 +33.620 (+0.26%)
S&P500 USD3,703.06 +13.05 (+0.35%)
*為替
ドル/円 (28日6時35分) 103.54-56円
*債券
米国債10年 0.934% (-0.019%)
*商品
NY原油(WTI) 1バレル= USD48.23 +0.11(+0.23%)(2月渡し)
NY金(COMEX) 1オンス=USD1,883.20 +5.10(+0.27%)(2月渡し)
■マーケット概況
24日の米株式市場は、主要3指数がそろって上昇。英国のEU離脱を巡る不透明感が後退し、投資家心理が改善した。しかし、クリスマス前日の午後1時までの短縮取引で参加者が限られ、売買は低調だった。25日は休場。
例年、12月末は株価が上昇することが多いが今年は厳しい状況。新型コロナウイルス感染拡大、議会上院の勢力を決めるジョージア州の上院2議席を巡る決選投票の行方が重しとなっている。
個別銘柄では、中国のアリババの米上場株が13.3%安。中国規制当局はこの日、独占的行為の疑いでアリババ・グループへの調査を開始したと発表。アリババ傘下の金融会社アント・グループ(アント)は大型IPOを控えていたが11月3日に中止となった。26日にアントに対し事情聴取が実施された。