8日の朝、USDは、EURUSDペアが1.18前後、USDJPYは106強となる時も見られ低めで取引されました。
ヨーロッパ証券取引所は上がり相場から始まる予想がされており、米株価指数先物は昨日からのリバウンドで堅調に上昇しています。
また、10日の欧州中央銀行の理事会を前に期待が高まっています。8月末の米連邦準備理事会のインフレ許容度の変更を受け、追加の政策が示唆される見込みです。
ユーロ圏のインフレは依然落ち込み、EURはここ数ヶ月高値で推移しています。
これにより、さらにディスインフレーションが強まり、この傾向が続くようであれば、欧州中央銀行は対策を実施せざるを得ないでしょう。
本日後半、4~6月のユーロ圏GDP改定値が発表されますが、改定値であるため投資関係者は特に変更があることを想定していません。
対前四半期との差は-12.1%、対前年の同四半期との差は-15%となる見込みです。
米国証券取引所では、先物が先週金曜日から大幅に上昇し、買い相場が今後も続く見込みです。
ここ数日で再び最高値を更新するかもしれません。