17日、株先物で2%もの下落を記録しました。
欧州の7月の新車登録台数は対昨年で3.7%の減少の1,281,740台でしたが、欧州自動車工業会(ACEA)は8月の新車登録台数について、17.6%減の884,394台へまで落ち込んだことを発表しました。
16日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は定例会合で、継続的に経済状況をサポートしていくため、少なくとも2023年いっぱいはゼロ付近で維持することを示唆しました。
ゼロ金利政策の長期的な継続が見込まれます。
インフレの継続及び先月示唆された平均物価目標などを受け期待が高まっていた市場は、中央銀行の政策に関する発表がないこと、さらに相変わらずの量的緩和政策に落胆し、株価が下落しました。
17日後半、欧州の消費者物価指数が発表される予定になっています。
欧州中央銀行による介入にも関わらずインフレ率は依然後退したままとなる予想です。
次は、英国中央銀行の会合に注目が集まりますが、財政政策について新たな施策は見込まれていません。
米国セッション中には、それぞれ8月の米新規失業保険申請件数、住宅着工件数、建設許可件数が発表を控えています。