18日の株式市場は、昨日の下落を受けボラティリティが弱まり、ロンドンセッション中も大きな変動はありませんでした。
昨日発表された、8月の米住宅着工件数、米新規失業保険申請件数では、予想通り経済が鈍化することが明確になりました。
また、本日英国立統計局(ONS)が発表した8月の小売売上高は、前月比0.8%増となり、市場予想0.7%をやや上回りました。
とはいえ、7月の3.7増からは依然落ち込んでおり、厳しい結果となっています。
冬にかけて、ヨーロッパ全域で新型コロナウイルス対策としてロックダウンが再開される可能性が高く、再び経済的回復を留める要因となりそうです。
また、連邦準備理事会、欧州中央銀行ともさらなる景気刺激策を打ち出す気配がなく、上がり相場の米株式市場は減速していく可能性があります。
後半、7月のカナダ小売売上高の発表を控えています。
投資家はUSDCADにも注目するでしょう。
Forexはロンドンセッション中、大きな変動はありませんでした。
EURUSDは1.1840前後で見られ、GBPUSDはポンド買いが高まり一時1.30レベルから30ピップ下がりました。