USDはほとんどの通貨に対しリスクオフとなり、買い戻しの傾向が見られました。
EURUSDペアは1.1780まで、USDJPYペアは一時106まで上昇しました。
早朝、中国の消費者物価指数CPIは、前年の2.5%から2.7%まで上がりましたが、生産者物価指数(PPI)は依然前年比マイナスで推移しています。
アジアセッションでさらなるボラティリティが見られなかったため、フランクフルトセッションでは、コモディティやその関連通貨の取引がわずかに上昇しました。
世界的な経済状況は悪化する傾向が見られ、各地でコロナウイルスの再発が確認されていますが、株式は再び向上し続けています。
トランプ米大統領が、テンセント・ホールディングス(騰訊控股有限公司)が保有する『WeChat』と、バイトダンス(字節跳動)が保有する『TikTok』を45日以内に全面禁止することにサインをしたことから、投資家の間では緊張感が流れています。
トランプ政権は、香港政府のトップ、また中国政府の高官ら11人に対し制裁を科したとも発表しました。
WTIオイルは、依然40〜42USDの間で推移しています。この範囲を超えることがあれば、新たな傾向が再び始まることになりそうです。