今週USDは連続して下落し、本日さらに急落しました。
EURUSD通貨ペアは0.2%アップの1.1850、GBPUSDは1.3150前後で取引されました。
USDJPYは103台まで下落しました。
米国大統領選挙では、いくつかの州で不正投票の疑いが指摘されていますが、現在バイデン前副大統領が当選に必要な選挙人270人の獲得に迫っています。
一方、米上院選では、共和党が優勢となっており、民主党のインフラ投資や法人税の値上げ計画が阻止される可能性あります。
昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では特段目立った報告がなく、ほぼ9月と変わらない結果となりました。
投資家は、大規模な財政政策に関する可能性は実質なくなったものとし、12月に実施される見込みの金融緩和の値定めを始めています。
欧州中央銀行も12月にさらなる金融緩和を発表すると予測されます。
ロックダウンと経済後退の中にあっても、金融緩和が実施されれば再び株価は上昇するでしょう。
本日後半、米国の10月非農業部門雇用者数変化が発表されます。
市場関係者は前回との比較で660,000から600,000へ減少することを予測しています。
再び株価を上昇させる要因となりそうです。