本日ドル指数は0.2%下がり、5日連続でドルの下落が続いています。
今朝、一時92.25付近で取引され、夏の最安値92.00-92.20まで押し下がる勢いです。
他の主要取引通貨に対し、ドルがさらに弱まる傾向です。
FRBのパウエル議長は昨日、新型コロナウイルス感染の急拡大は米景気回復に対する大きな懸念で、米経済は財政政策と金融政策の双方の支援を必要としていると表明しました。
本日後半、欧州の消費者物価指数(CPI)が発表を控えています。
インフレ率は欧州中央銀行(ECB)の目標値を大きく下回る見込みですが、欧州中央銀行は12月の議会で追加の財政政策を実施する予定であることを明らかにしています。
USDの下落を受け、貴金属は横ばいまたは下がり相場で推移しています。
急落するドルに対し、売り戻しを逃したようです。
WTI原油は、1バレル=40USD以上で取引されました。
一方、米株は直近の最高値に向かっており、今年のクリスマスシーズンには最高値を更新することも予測されています。