ダウ反発 個人の投機売買が弱まり安心感が広がる 

2021/02/02

【日本】日経平均 3日ぶり大幅反発 好決算銘柄が後押し 円安も追い風に
■主なマーケットデータ(2月1日)
*株式
 日経平均株価     28,091.05円  +427.66(+1.55%)
  安値 27,649.07円  -  高値 28,107.10円
 東証出来高  11億4553万株
 東証売買代金 2兆5118億円
 TOPIX 東証株価指数  1,829.84円 +21.06(+1.16%)
 
*為替
 ドル/円(17時)  104.73-75円 
 ユーロ/円(17時) 127.02-06円 
 
*短期金融市場
 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.016%
 
*債券
 国債先物・21年3月限  151.76(-0.06)
 10年長期金利  0.055%(+0.005)
 
■マーケット概況
2月1日の日経平均株価は3日ぶりに大幅に反発。1月29日の米国市場を受け、安値から始まった。直後に自律反発を期待した買いが入り、プラス圏に浮上。その後、高値圏での推移が続き、終了間近に高値を付けた。また為替が円安基調となり、自動車や機械などの輸出関連株が買われた。
 
業種としては、ガラス・土石製品、非鉄金属、金属製品が上昇率上位だった。一方、食料品、石油・石炭製品、陸運業が下落率上位。
 
個別では、ZOZOが通期業績および期末配当見通しを引き上げ、前週末比502円(17.12%)高の3,435円とストップ高で取引を終了。2018年10月以来、約2年4カ月ぶりの高値をつけた。任天堂は決算発表を控え株価が一時3.70%高くなり最終的に3.40%高で終えた。その半面、通期の見通しを下方修正したJR東日本が大幅安(-4.78%)となった。
 
値上がり寄与トップはソフトバンクグループで4.32%上昇し、日経平均を75.65円押し上げた。ファーストリテイリング(+61.22)、エムスリー(+40.54)、東京エレクトロン(+17.29)、TOTO(+12.96)、リクルート(+12.21)などがつづいた。
 
一方、値下がり寄与トップはTDKで4.68%下落し、日経平均を28.45円押し下げた。太陽誘電(-5.40)、日立建機(-4.93)、味の素(-4.70)、キッコーマン(-3.96)と続いた。
 
■注目のニュース
・任天堂 12年ぶり過去最高益に スイッチが牽引
任天堂は、今期(2021年3月期)業績予想の上方修正を発表した。昨年11月に次ぐ今期2度目の上方修正で、12年ぶりに過去最高益を更新する見込み。新型コロナウイルス禍で続く巣ごもり需要を背景に、家庭用ゲーム機「スイッチ」が寄与。スイッチ本体とソフトの販売目標もそれぞれ引き上げた。業績予想の上方修正を受け配当予想も上げた。
 
【米国】
■主なマーケットデータ(2月1日)
*株式
 NYダウ平均  USD30,211.91  +229.29 (+0.76%)
 NASDAQ総合  USD13,403.394  +332.699(+2.54%)
 S&P500       USD3,773.86  +59.62 (+1.60%)
 
*為替
 ドル/円 (2月2日7時10分)  104.92-97円
 
*債券
 米国債10年 1.079%  (+0.014)
 
*商品
 NY原油(WTI) 1バレル= USD53.55 +1.35(+2.59%)(3月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,863.90  +13.60(+0.74%)(4月渡し)
 
■マーケット概況
2月1日のニューヨーク株式市場は反発。前週末に約1カ月半ぶりに3万ドルを割り込んだ反動から買い戻しが優勢となった。個人投資家の煽り買いで急騰したゲームストップが急落し3割安。個人の投機的な買いが落ち着いたとの見方が出て安心感が広がった。ダウ平均は一時350ドル超上昇する場面があった。
 
米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の米製造業景況感指数は前月から低下したが、58.7と好不況の境目である50を2カ月連続で上回った。「1~3月期の堅調な経済成長を示している」(エバコアISI)と受け止められ、安心感につながっている。
 
ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやインテル、シスコシステムズ、アップルといったIT・ハイテク株が上昇。クレジットカードのビザや金融のゴールドマン・サックスなど景気敏感株が上昇。
一方、ウォルグリーンやベライゾンが反落。
 
IT・ハイテク株は買戻しが強まり、ナスダックは大幅高。2日に決算発表を予定するアマゾン・ドット・コムとアルファベットは決算内容の期待から、ともに4%高で終えた。アナリストが目標株価を大幅に引き上げた電気自動車のテスラは6%高で終えた。
 
【海外】
■注目のニュース
・アウン・サンスー・チー氏拘束 国軍によるクーデターか
2月1日早朝、ミャンマーの事実上の最高責任者アウン・サン・スー・チー氏ら政府要人が軍によって拘束された。ミャンマーでは昨年11月に与党・国民民主連盟(NLD)が圧勝した総選挙を巡り、野党を支持する国軍が「選挙に不正があった」と主張し、与党と国軍の対立が続いていた。拘束の詳細は不明だが、国軍によるクーデターの可能性もあり、首都ネピドー周辺では電話、インターネット回線も遮断されていると報じられている。欧米各国から非難の声が上がっているが、締め付けを強めすぎると中国へのけん制が薄れることもあり、今後の対応が注目される。
 
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