ダウ大幅続伸 個人の投機売買が弱まり安心感がさらに強まる 

2021/02/03

【日本】日経平均続伸 米株高が追い風 好決算銘柄が後押し
■主なマーケットデータ(2月2日)
*株式
 日経平均株価     28,362.17円  +271.12(+0.97%)
  安値 28,089.12円  -  高値 28,379.31円
 東証出来高  11億6898万株
 東証売買代金 2兆5772億円
 TOPIX 東証株価指数  1,847.02円 +17.18(+0.94%)
 
*為替
 ドル/円(17時)  104.97-99円 
 ユーロ/円(17時) 126.69-73円 
 
*短期金融市場
 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.013%
 
*債券
 国債先物・21年3月限  151.75(-0.01)
 10年長期金利  0.050%(-0.005)
 
■マーケット概況
2月2日の日経平均株価は続伸。前日の米国市場上昇の流れを受けた。前場に一時下げに転じたが、業績予想を上方修正した銘柄などが中心に買われ、プラス圏内に浮上。米国の個人投資家の投機的な動きに対する警戒感の和らぎやダウ先物の上昇につられ、終盤に280円超高まで上げ幅を拡大した。
 
また、前日にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇が際立ち、東京市場でも半導体関連株が買われた。業種としては、非鉄金属、輸送用機器、陸運業が上昇率上位。一方、医薬品、証券・商品、その他製品など5業種が下落。
 
個別では、米音楽出版会社の買収を発表したソニー(3.05%)が上昇。ルネサスは半導体業界再編の思惑から買われ上昇(+6.52%)。決算発表銘柄ではローム(+5.82%)、デンソー(+7.19%)、資生堂(+7.18%)が好調。また、チタン工業(+22.33%)やレシップホールディングス(+19.88)がストップ高となった。一方、売買代金トップの任天堂は今期業績予想を上方修正したが、折り込み済で0.38%安となった。
 
値上がり寄与トップは東京エレクトロンで、日経平均を30.97円押し上げた。アドバンテスト(+25.93)、ソフトバンクグループ(+22.05)、ダイキン(+20.17)、資生堂(+17.75)などがつづいた。
 
一方、値下がり寄与トップ5は京セラ(-4.97)、協和キリン(-4.32)、中外製薬(-4.10)、塩野義製薬(-3.93)、エーザイ(-3.21)と続いた。
 
【米国】
■主なマーケットデータ(2月2日)
*株式
 NYダウ平均  USD30,687.48  +475.57 (+1.57%)
 NASDAQ総合  USD13,612.777  +209.383(+1.56%)
 S&P500       USD3,826.31  +52.45 (+1.38%)
 
*為替
 ドル/円 (2月3日6時35分)  105.02-03円
 
*債券
 米国債10年 1.095%  (+0.015)
 
*商品
 NY原油(WTI) 1バレル= USD54.76 +1.21(+2.26%)(3月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,833.40  -30.50(-1.64%)(4月渡し)
 
■マーケット概況
2月2日のダウ工業株30種平均は大幅続伸。一時、620ドル超上昇した。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少に転じつつあり、景気回復期待が強まり買われた。また、ゲームストップ株が急落し、個人の投機的な買いが収束し安心感が増加している。上昇幅が約3カ月ぶりの大きさ。
 
個人投資家の過熱取引は収束し、関連銘柄の株価が急激に下落。先週来、乱高下が続くゲームストップ株は一時67%安と急落した。オプションのコール(買う権利)を買った投資家の損失が膨らみ、投げ売りされている。AMC55%安、エクスプレスは43%%安となる場面もあった。前日急上昇した銀山株も一斉に利益確定売りに押された。
 
多くのヘッジファンドが損失を出し、優良株売却で補填をしている中で、マドリック・キャピタル・マネジメントは、2億ドル(約210億円)近くの利益を得たとブルームバーグが報じている。
 
金融や機械など景気敏感株が上昇した。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなどの決算に注目が集まり主力IT(情報技術)株も1~2%上昇。ナスダック総合指数は約1.6%上昇し、過去最高値が目前となった。アナリストが目標株価を引き上げた電気自動車のテスラは4%上昇した。
 
一方、ファイザーは決算が予想を下回り下落。同社は通期見通しも公表し、今年のワクチンの売上高が150億ドル(約1兆5750億円)になる見通し。
 
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