【日本】日経平均30年半ぶり3万円の大台へ
■主なマーケットデータ(2月15日)
*日本株式
日経平均株価 30,084.15円 +564.08(+1.91%)最高値更新
安値 29,662.41円 - 高値 30,092.34円
東証出来高 12億7591万株
東証売買代金 2兆6038億円
日経平均は大幅反発。主要企業の決算が好調なことと、日本でもワクチン普及に期待が高まり1990年8月以来、30年半ぶりとなる3万円台で終えた。取引開始直後に大口の買いが入り3万円台に乗せたが、高値警戒感から利益悪亭売りが優勢となった。しかし後場に入ると再び買いが先行し、再び3万円台を回復した。
*為替(17時)
ドル/円 105.17-105.19
円は続落。前週末の海外市場で米長期金利が高まり、日米金利差の拡大から円売り・ドル買いとなった。さらに、日経平均が約30年半ぶりの3万円台を付け、株高の動きが広がり円売りの動きが優勢となった。
ユーロ/円 127.60-127.64 ユーロ/ドル 1.2131-1.2135
株高の動きがドル売りの動きを誘った。ユーロドルは、イタリアのドラギ政権発足への期待感から上昇。ポンドドルは、新型コロナウイルスのワクチン接種が進み景気回復の期待から2018年4月以来の高値圏で推移した。
その一方で、各市場で株式相場が上昇し、ニューヨーク原油先物が60ドル台になるなど、リスク選好の動きが広がり円安・ドル安となった。
*短期金融市場
無担保コール翌日物金利(速報ベース) - 0.007%
*債券
国債先物・21年3月限 151.51(+0.15)
10年長期金利 0.075%(+0.015)
【香港】
香港ハンセン指数
香港株式市場は、12日から15日まで、中国株式市場は11日から17日まで休場。
【米国】
■主なマーケットデータ(2月15日)プレジデントデーのため休場
*為替(2月16日6時54分)
ドル/円 105.35-105.37
ユーロ/円 127.76-127.80
ユーロ/ドル1.2118-1.21120
ポンド/円 146.48-146.56
15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。欧州引け後は米国がプレジデントデー、カナダがファミリーデーによる休場で取引が薄くドル円は105.30円台。
ユーロドル、ユーロ円とも小動きで、若干のユーロ安水準。ユーロドルでは、欧州時間に大きく動いた産油国通貨同様に動きが鈍い。
ポンドドルは、2018年4月以来、2年10カ月ぶりの高値圏。ワクチン接種に広がりとロックダウン解除で、景気回復への期待が高まりポンドが買われた。ただ、ジョンソン英首相は「今年はイースター休暇を保証することができない」と発言しており、まだ長期化の様相。