ダウ小反発 景気回復期待が高まるが長期金利上昇による影響も

2021/02/22

【2月19日 テクニカルアナリシス】GBP-USDは1.40を超え上昇
GBP-USDは金曜日に0.25%上昇し、2018年4月以来の境目1.40を上回った。この日未明には、英国の小売売上高が落ち込んだが、ロックダウンの影響によるもので市場への影響は軽微。前年比は以前の3.1%から-5.9%に低下し、月次ベースでは12月にスコア0.4%から-8.2%に下落した。
 
次の大きな境目は、2018年の高値が1.43付近とみられる。それまでは、1.41と1.42で売り圧力となるだろう。明らかに上昇トレンドに入っており、底値は1.3950と1.3750付近。米国の利回りが上昇しているにもかかわらず、心理的には反ドルとなっているGBPが1.3950以上で取引されている限りは、短期的な見通しとしては強気とみられる。
 
ワクチン接種のペースが他国に比べ早いことも市場を支えている。ジョンソン首相は21日にロックダウン緩和策について最終協議を行ない、22日には解除へ向けた「行程表」を発表する見通しだが、慎重的な姿勢を示している。
 
  
【日本】日経平均続落 利益確定売り続く 
■主なマーケットデータ(2月19日)
*日本株式
 日経平均株価     30,017.92円  -218.17(-0.72%)
  安値 29,847.33円  -  高値 30,169.59円
 東証出来高  12億2374万株
 東証売買代金 2兆4668億円
 
日経平均は3日続落。株高の警戒感から、265円安から開始。引き続き利益確定売りが進み、節目の3万円を超え、一時390円近くまで下げ幅を広げた。前日に続き、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れが見送られたとの見方が、投資家心理を冷やした。13時30分ごろから徐々に上昇し、3万円台は維持した。米国の新規失業保険申請件数が市場予想より多く、長期金利が高水準で推移していることも重しとなった。
 
*為替(17時)
ドル/円  105.59-105.61
19日の東京市場でドル円は105円台後半の狭いレンジでの小動き。朝から株安の動きが進むなど、市場全体に調整ムードが漂っている。
 
ユーロ/円 127.86-127.90   ユーロ/ドル 1.2107-1.21011
ユーロドルも狭いレンジでの取引。ドル高の調整意識が継続されるも上値が重い。欧州通貨はこの後の独・仏・ユーロ圏、英国のPMI(購買担当者景気指数)の発表待ち。コロナワクチン接種の遅れが指摘されるユーロ圏での景況感動向などが注目されており、発表前の値動きを手控える流れに。
 
*短期金融市場
 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.019%
 
*債券  
 国債先物・21年3月限  151.19(-0.11)
 10年長期金利  0.100%(+0.010)
 
【香港】
香港ハンセン指数 30,644.7. +49.46 (+0.16%)
香港株式相場は反発。朝方は米国のハイテク株安と中国本土からの資金の流入が鈍化しているとの憶測から下落。しかし、上海の株高の動きが伝わると投資家心理が改善し、中国本土系銘柄が買われた。
 
【米国】
■主なマーケットデータ(2月19日)
*株式
 NYダウ平均  USD 31,494.32  +0.98 (+0.00%)
 NASDAQ総合  USD 13,874.463  +9.107(+0.06 %)
 S&P500       USD 3,906.71  - 7.26(-0.18 %)
 
ダウ工業株30種平均は小反発。米政府の追加経済対策やコロナウイルスワクチンの普及が米景気の回復を後押しするとの期待が相場を支えた。ただ、米長期金利の上昇が市場心理の重荷となったうえ、利益確定売りも出て引けにかけて伸び悩んだ。
 
イエレン米財務長官が18日のCNBCのインタビューで、バイデン大統領が提唱する1.9兆ドル規模の経済対策の必要性を改めて主張。この追加経済対策が景気の回復を後押しすると好感され市場を支えた。また、ファイザー社製のコロナワクチンが1回の接種でも発症を85%抑える効果があるとの研究結果も、早期の景気回復の助けになると期待されている。
 
ワクチン接種が進み、世界的に景気回復への期待が高まり、景気敏感株が買われた。また、米長期金利の指標である10年債利回りが一時1.36%と1年ぶりの高水準に上昇。利ざやが拡大するとの見方から金融株が買われた。
 
*為替(2月22日6時49分)
 ドル/円  105.41-105.44     
 ユーロ/円 127.73-127.77
ユーロ/ドル1.2117-1.2118
ポンド/円 147.58-147.75
ポンド/ドル 1.3999-1.4008
 
19日のニューヨーク為替市場は全体的にはドル売りが優勢。ドル円が序盤に200日線を突破し105円台前半まで下落する場面もみられた。ロンドンフィキシング(ロンドン市場の値決め)にかけて買いが強まり、105.65円付近まで買い戻された。来週以降、200日線の水準が保てるかに注目。米国での感染拡大の縮小、ワクチン接種の拡大、追加経済対策の実施により景気回復期待が高まっている。
 
ユーロドルは買い戻し。一時1.2145ドル付近まで上昇し、再び21日線を上回った。ロンドン時間に発表された1月のユーロ圏PMIが48.1に上昇。また、ECB理事会の議事要旨でユーロ上昇に改めて懸念を示す一方、このところの国債利回り上昇については楽観視していたことが判明し、市場を支えている。
 
*債券
 米国債10年 1.338%(+0.042)
 
*商品
 NY原油(WTI) 1バレル= USD59.24 -1.28(-2.12%)(3月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,777.40  +2.40(+0.14%)(4月渡し)
 
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。
本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。