ダウ小幅高 長期金利上昇でナスダックは下落

2021/02/23

222日 テクニカルアナリシス】WTI60ドル越えに戻る

ゴールドマン・サックスの原油見通しの上方修正を受け原油が上昇。WTIは米国取引で約4%上昇し、境目の60ドルを再び超えた。

 

60ドルの境目が支えとなり、このレンジで買われる見込み。もう一つの強いレンジとしては、先週の最安値58.5059.00ドルのレンジ。さらに、61ドルが変わり目となる可能性がある。もし、これを上回る場合、現在の最高値である62.30ドルに向け、さらに上昇する可能性も出てくる。

 

しかし、原油価格が下降をはじめた場合は、大きなヘッドアンドショルダーパターン(値動きが激しくなる反転のパターン)となる可能性もあり、その場合には弱気な状況に陥る。インフレ期待が高まっている今の状況では、石油と銅が最大のインフレヘッジとなることにも注意する必要がある。

 

テキサス州などを襲った寒波の影響を受け、米石油生産の正常化には時間がかかるとの見通しも相場を押し上げている。

 

  

【日本】日経平均続落 明日の祝日を受け利益確定売り強まる 

■主なマーケットデータ(222日)
 

  • 日本株式

 日経平均株価     30,156.03円  +138.11+0.46%

  安値 30,089.18- 高値 30,458.13

 東証出来高 125043万株

 東証売買代金 24636億円

 

日経平均は4営業日ぶりに反発。朝方は買いが先行し、上げ幅が一時400円を超える場面もあった。米国の追加経済対策やコロナワクチンの普及が進み、先進国の中でも日本の感染者数が少ないことから景気回復への期待が高まり外国人投資家の買いが続いている。半導体関連株や景気敏感株が買われ、指数を押し上げた。明日は天皇誕生日で祝日のため後場は利益確定の動きが強まり、終盤にかけ上げ幅を縮小した。

 

  • 為替(17時)
 ドル/円  105.79-105.80 

東京市場は円安・ドル高。日本時間の22日の取引で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識され円売り・ドル買いとなった。国内輸入企業による円売り・ドル買いも円相場の重荷となっている。

 

 ユーロ/円 128.13-128.15   ユーロ/ドル 1.2111-1.2112

ユーロドルは下落傾向。若干のユーロ安水準だった。ダウ先物が下げ幅を広げたことを受け、リスク回避の売りに。一時、安値の1.2105ドルまで下落した。

 

ポンドドルも1.3981ドルまで下落。午前に20184月以来の高値となる1.4052ドルまで上昇していたが、持ち高調整の売りに押された。

 

  • 短期金融市場

 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.020%

 

  • 債券

 国債先物・213月限  151.06-0.13

 10年長期金利  0.115%+0.015

 

【香港】

 香港ハンセン指数 30,319.83 -324.90 -1.06%

香港株式相場は反落。朝方は買いが先行していたが、節目の31,000香港ドルを下回ると、前場は小幅高となった。年初からの上昇率が10%を超え、過熱感が広がり利益確定の売りにつながった。さらに、中国本土市場の下落も嫌気され、マイナス圏に沈むと徐々に下げ幅を拡大した。その反面、売買は活況で香港のメーンボード(日本の東証1部に相当)の売買代金は3,025億香港ドルと過去最高を更新。

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(222日)
 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 31,521.69  +27.37 +0.08%

 NASDAQ総合 USD 13,533.048 -341.415-2.46 %

 S&P500   USD 3,876.50  -30.21-0.77 %

 

ダウ工業株30種平均は続伸。米長期金利の上昇を受け売りが先行したが、米国の追加経済対策の成立による景気回復期待から買われた。民主党は今週中に下院で1.9兆ドルの追加経済対策の法案を成立させる見通しで、その後来週中にも上院で採決される模様。

 

金利上昇から、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に下落。

 

  • 為替(223707分)

 ドル/円  105.04-105.09

 ユーロ/円 127.69-127.76

 ユーロ/ドル1.2155-1.2159

 ポンド/円 147.75-147.88

 ポンド/ドル 1.4064-1.4070

 

22日のニューヨーク為替市場のドル円は売りが優勢。105円台半ばの200日線を再び下回り、105円を割り込む場面がみられた。ラガルドECB総裁の「ECBは長期債の動向を注意深く見ている」という発言が売りのきっかけとなった。今週はパウエルFRB議長の上下両院での議会証言が予定されている。ERBは慎重姿勢を堅持しており変更はないと思われるが、FRBの動きに注目が高まっている。

 

ユーロドルは買いが続き、1.2170ドル近辺まで上げ幅を広げた。21日線は1.2095ドル付近となり、明日以降の動きに注目される。節目の1.22ドルが上値の水準として意識されている。

 

ポンドドルは1.40ドル台後半まで上昇。20184月以来の高値水準を更新し続けている。ワクチン接種が進み、早期景気回復への期待を高めている。英政府は今日、621日に全ての社会的接触に関する措置終了を目指すと発表。412日に一般店舗およびサービス業を再開するとした。ジョンソン首相は、4つの段階を踏み、経済を慎重に再開させると述べた。

 

  • 債券

 米国債10年 1.369%+0.032

 

  • 商品

 NY原油(WTI) 1バレル= USD61.49 +2.25+3.80%)(3月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,808.40  +31.40+1.74%)(4月渡し)

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