ダウ最高値更新 ワクチン普及による景気回復期待高まる

2021/02/25

【2月24日 テクニカルアナリシス】GBP-USDは正念場?

為替市場がいよいよ米国債券利回りの高騰を反映し始めた。GBP-USDは連日の損失を消し去り、米国取引時間中にマイナスに転じた。日足のローソク足は現在、非常に弱気のピンバーのように見えるがこれは反転フォーメーションであり、通常は市場の山を表す。
 
日足ローソク足が現在の価格1.41付近に近づいた場合、更なるポンドの損失を示唆する可能性もある。12月から上昇し続けていることを考えると、ポンドは修正の準備ができているのではないだろうか。最初のターゲットは1.41で、その後は1.3950付近になるかもしれない。しかし、このような強力な反転バーとなると、すぐに300~400ピプス下がる可能性がある。
 
昨日のパウエルFRB議長の記者会見で利回りの上昇を止めることができなかったため、ドルが強まり、大きく上昇している。英景気回復は他国と比較して見劣りしており、経済指標も米国やユーロ圏のように予想を上回っておらず買い要因は薄い。個人投資家の取引中心による上昇が主な要因とみられる。
 
  

【日本】日経平均反落 米国市場の流れを受け下落 

■主なマーケットデータ(2月24日)
  • 日本株式
 日経平均株価     29,671.70円  -484.33(-1.61%)
  安値 29,671.70円  -  高値 30,089.59円
 東証出来高  15億7041万株
 東証売買代金 3兆4613億円
 
日経平均株価は反落。午後になると一段と下がった。7営業日ぶりに3万円を切っている。金利が上昇し、景気回復の兆しが見え、大型のハイテク銘柄を中心に売られ下落した米国市場の流れを受け、電子部品や半導体関連などの電機や精密機器が下落。500円近く下げ幅を広げた。
 
  • 為替(17時)
東京外国為替市場で円相場は反発。17時時点は1ドル=105円56~57銭と、22日の同時点に比べ25銭の円高・ドル安だった。パウエル米連邦準備理事会(ERB)議長が23日に金融緩和を続ける考えを改めて示唆したことで米長期金利が低下し、日米金利差の拡大観測が後退。円買い・ドル売りが優勢となった。
 
しかし、国内輸入企業による円売り・ドル買いに変わり、9~17時の円の高値は105円27銭近辺、安値は105円58銭近辺で、値幅は31銭程度。
 
円ユーロは3日続落。17時時点は1ユーロ=128円32~34銭と、22日の同時点に比べ19銭の円安・ユーロ高。ユーロは対ドルで上昇。17時時点は1ユーロ=1.2156~57ドルと同0.0047ドルのユーロ高・ドル安。
 
  • 短期金融市場
 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  - 0.020%
 
  • 債券  
 国債先物・21年3月限  151.12(+0.06)
 10年長期金利  0.115%(NC)
 
 

【香港】(2月24日)

香港ハンセン指数 HKD29,718.24 -914.40  (-2.98%)
香港ハンセン指数は大幅反落。9日以来およそ2週間ぶりの安値を付け、節目の3万を下回って取引を終えた。香港政府は24日、2021年度(21年4月~22年3月)の財政予算案で株式取引に関わる印紙税を現状の0.1%から0.13%に引き上げる方針を発表。この発表を受け、投資意欲が減退し、売りが加速した。印紙税が引き上げとなるのは1993年以降で初めて。米長期金利の上昇を受け、割高感が出ていたニューエコノミー株からバリュー株に乗り換える動きが重荷となったもよう。きょうのダウ平均先物と中国本土相場の下落も投資家心理を冷やした。
 
中国本土と香港の証券相互取引を通じた本土投資家による香港株投資は20年12月18日以来およそ2カ月ぶりの売り越し。金額は199億香港ドルと過去最大を更新。ハンセン指数の下落率は香港国家安全維持法を巡る米中の対立激化懸念が高まった20年5月22日以来およそ9カ月ぶりの大きさ。香港メインボード(日本の東証1部)に該当の売買代金は3530億香港ドルと過去最高を更新。
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(2月24日)
  • 株式
 NYダウ平均  USD 31,961.86  +424.51 (+1.34%)最高値更新
 NASDAQ総合  USD 13,465.198  +132.768(+0.98 %)
 S&P500       USD 3,925.43  +44.06(+1.14 %)
 
ダウ工業株30種平均は4日続伸。1週間ぶりに過去最高値を更新した。コロナウイルスワクチンの普及で経済が正常化するとの期待から、景気敏感株を中心に買われた。
 
米食品医薬品局(FDA)は24日、医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発するコロナワクチンについて「1回の接種でも高い効果がある」として緊急使用を促した。米国ではコロナの新規感染者数が減少傾向にあり、経済活動を再開する動きが出ている。
 
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は本日、下院金融サービス委員会でのオンライン公聴会で発言。昨日に続き、当面の間、量的金融緩和を継続すると明言。さらに雇用の弱さにも言及している。
 
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発。インテルなど半導体株が総じて買われたが、主力ハイテク株は下落傾向。
 
  • 為替(2月25日6時32分)
USD / JPY 105.86-105.86
EUR / JPY 128.85-128.85
EUR / USD 1.2173-1.2173
GBP / JPY 149.73-149.74
GBP / USD 1.4144-1.4144
 
24日のニューヨーク為替市場でドル円は急伸。10年債利回りが約1年ぶりに1.43%と急上昇し、ドル買い圧力が強まった。さらに、欧米株上昇による円売り圧力、米1月新築住宅販売件数(92.3万件、予想85.5万件、前回84.2万件)が予想外に増加し、朝方にかけ106.11まで急伸した。しかし、パウエルFRB議長の発言を受け10年債利回りが1.38%に急落し、円高に進んだ。
 
ユーロドルは小幅に上昇。米長期金利の急上昇や、ドル買い圧力、米経済指標の良好な結果から、安値1.2110まで下落。しかし、節目の1.21になるとパウエルFRBの発言が伝わり上昇。
 
  • 債券
 米国債10年 1.386%(+0.044)
 
  • 商品
 NY原油(WTI) USD63.22 +1.55(+2.51%)(4月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,797.90  -8.00(-0.44%)(4月渡し)
 
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