ダウ・S&P500そろって最高値更新 景気回復期待と長期緩和継続が支え

2021/04/12

49日 テクニカルアナリシス】金は前回の高値付近で失敗

金は木曜日に大きく上昇したが、金曜日にはその上昇分の大半を帳消しにしてしまった。現在の短期的な上昇トレンドは途絶えつつあり、今後は調整や統合の可能性があるように見える。

 

金は現在、3月の高値である1,755ドル付近にとどまっており、短期上昇トレンドを確認するためには、このレベルを上抜ける必要がある。しかし、次の主要な売りゾーンはその少し上の1,765ドル。ここは、12月の安値と20205月の高値が重なっているゾーンであるため、ブル(強気)はこのゾーンを突破するのに苦戦が予想される。しかし、それが成功すれば、中期的な見通しはブルのトレンドに転じ、1,800ドルを目指すことになるだろう。

 

また、ベア(弱気)のトレンドが再開した場合は、1,735ドル付近(8+21EMA<指数平滑移動平均線>コンバージェンス(※))がサポートとなり、その後は1,700ドルゾーン付近がサポートとなる可能性がある。

 

(※)コンバージェンス=価格が下落しているのに指標の数値が上昇すること

 

【追記】49日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である6月物の終値は1,744.80ドル(-0.76%)。この日発表された3月の米卸売物価指数(結果:1.0%、予想:0.5%、前回:0.5%)の上昇を受け米長期金利が上昇し、金への投資意欲が薄れた。また、EUR安・USD高により売り圧力が強まり値を下げた。

 

 

【日本】日経平均は反発 決算様子見と利益確定売りに押され微増 

■主なマーケットデータ(49日)

  • 日本株式

 日経平均株価     29,768.06円  +59.08+0.20%

  安値 29,768.06- 高値 30,064.35

 東証出来高 11,2338万株

 東証売買代金 27555.32億円

 

49日の日経平均株価は日経平均SQ(特別清算指数)売買の買い越しを受け165円増で始まり、終日プラス圏で推移した。一時355円あまり上昇し、境目の3万円を上回わったが、利益確定売りに押され、一進一退の攻防となった。また、主要企業の決算を見極めたいとの思惑もあり、値動きは限定的だった。

 

  • 為替(17時)

48日の東京外国為替市場のUSDJPYは今日も109中盤の取引が続いた。日経平均株価が上昇し、投資家が運用リスクを積極的にとる姿勢を強めたことで「低リスク通貨」とされるJPY売りが優勢となった。また、米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識したJPY売り・USD買いも出て、17時時点では、109.52-53

 

EURJPYも横ばいで、130.28-30EURUSDは、17時時点で1.189596

 

  • 短期金融市場

 無担保無担保コール翌日物金利  -0.010%

 

  • 債券

 国債先物・216月限  151.24-0.06

 10年長期金利  0.100%+0.005

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(49日)

  • 株式

 NYダウ平均  USD 33,800.60  +297.03 +0.88%)最高値更新 

 NASDAQ総合 USD 13,900.185 +70.875+0.51 %

 S&P500   USD 4,128.80  +31.63+0.77 %) 最高値更新

 

49日の米株式市場のダウ工業株30種平均は3日続伸。最高値を4日ぶりに更新した。ワクチン接種による経済活動の回復期待や長期緩和の継続見通しが強まり、景気敏感株が中心に買われた。

 

午後になると主要ハイテク株が買われ始めると、徐々に上昇。ダウとS&P500が最高値を更新して終えた。

 

朝方発表の3月の卸売物価指数の伸び率が拡大し、市場予想を上回り、インフレ圧力の高まりが意識され、長期金利が上昇。利ざや拡大の見方が強まり金融株が買われた。

 

  • 為替(412600分)

 USDJPY 109.61-109.71

 EURJPY 130.45-130.56

 EURUSD 1.1188-1.1189

 GBPJPY 150.36-150.51

 GBPUSD 1.3702-1.3706

 

49日のニューヨーク外国為替市場のUSDJPY109.60-70で取引を終えた。米長期金利が上昇し、物価上昇や日米金利差の拡大が意識されJPY売り・USD買いが優勢だった。本日109.50付近に来ている21日線が回復しており、来週以降の動きが注目される。

 

EURJPYは若干のユーロ高で130.45-55EURUSDはほぼ横ばいの1.18951905で終えた。

 

GBPUSD1.37台を回復。100日線が1.36台後半に来ており、本日の上昇によって支えられた。ワクチン接種による早期の経済回復見通しが強まり、GBPが割安と考えられ、買い気配が増している。

 

  • 債券

 米国債10年 1.659+0.039

 

  • 商品

 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD59.32 -0.28-0.47%)(5月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,744.80  -13.40-0.76%)(6月渡し)

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