ダウ初の3万4000ドル台・S&Pも最高値更新 小売売上高増加寄与    

2021/04/16

【4月15日 テクニカルアナリシス】AUDUSDはベア(弱気)のトレンドを消し去る

AUDUSDは力強く上昇しており、ベアのトレンドラインを越えることに成功し、当面の下降トレンドを消し去った。
 
木曜日はオーストラリアの労働市場に関する良好なデータを受け上昇し、AUDは0.30%上昇。突破されたベアのトレンドラインは現在0.7650付近にあり、この上で取引されている限り中期的な見通しはブル(強気)と言える。ブルの次のターゲットは、過去の高値が位置する0.78付近。中期的な目標としては、現在のサイクルの高値である0.80付近にある。
 
また、センチメントが悪化した場合、日中のサポートは0.770で、その後は前述のトレンドラインになる可能性がある。
 
債券利回りが低下しているため、USDは圧力を受け続ける可能性があり、その結果、AUDUSDは0.80の重要な抵抗に向かう可能性もある。
 
【追記】4月15日のAUDUSDは3週間ぶりの高値に上昇。4月7日の高値0.7677を超え、損切の買いが膨らみ上昇。また3月の豪雇用統計(結果:5.6%、予想:5.7%、前月:5.8%)で、就業者数が市場予想の2倍(前月比+7万700人、予想:3万5000人)の伸びとなり、失業率が1年ぶりの低水準に改善しAUDがさらに上昇した。
 
 

【日本】日経平均は反発 景気敏感株に買い 

■主なマーケットデータ(4月15日)
  • 日本株式
 日経平均株価     29,642.69円  +21.70(+0.07%)
  安値 29,558.55円  -  高値 29,787.66円
 東証出来高  9,4138万株
 東証売買代金 2兆0200.09円
 
4月15日の日経平均株価は小幅に反発。新型コロナウイルスの感染再拡大によりマイナスから始まったが、決算を見越した買いが入り自動車や素材などの景気敏感株が買われ、一時213円増となりこの日の高値を付けた。しかし、11時過ぎに決算を控えた持ち高調整の利益確定売りや、二階氏がTBSのCS放送の収録で自民党の二階俊博幹事長が五輪中止の可能性に言及したことが影響し、徐々に下落したものの底値は固くプラス圏で終えた。
 
  • 為替(17時)
4月15日の東京外国為替市場で、USDJPYは狭いレンジでの取引で小幅に下落。17時時点では108.82-83で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和継続の見通しや原油などの価格上昇からオーストラリアなどの資源国通貨に対するUSD安が進みUSDが売られた。
 
EURJPYもほぼ横ばいで、17時時点では130.34-35。EURUSDは1.1977-78で推移している。
 
  • 短期金融市場
 無担保無担保コール翌日物金利  -0.010%
 
  • 債券
 国債先物・21年6月限  151.34(-0.05)
 10年長期金利  0.085%(変化なし)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(4月15日)
  • 株式
 NYダウ平均  USD 34,035.99  +305.10 (+0.90%) 最高値更新
 NASDAQ総合  USD 14,038.763  +180.923(+1.30 %)
 S&P500      USD 4,170.42  +45.76(+1.10 %) 最高値更新
 
4月15日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、初の3万4000ドル台に乗せた。3月の米小売売上高(結果:9.8%、予想:5.8%、前月:-3.0%)が予想を上回る大幅な増加により、景気回復基調が強まり市場を支えた。バイデン政権の現金給付が寄与。また、先週の新規失業保険申請件数(結果:57.6万件、予想:70.0万件、前週:76.9万件)が大幅に減少したことも大きい支援材料となった。
 
好調な経済指標が続いているが、長期金利が一時1.5268%前後とほぼ1カ月ぶり(3月11日以来)の水準に低下し、ハイテク株が買われたことも大きかった。S&P500も最高値を更新している。
 
  • 為替(4月16日6時02分)
 USDJPY 108.71-108.75
 EURJPY 130.08-130.16
 EURUSD 1.1964-1.1970
 GBPJPY 149.79-149.93
 GBPUSD 1.3780-1.3790
 
4月15日のニューヨーク外国為替市場でUSDJPYは、引き続き108後半の取引が続いている。3月小売売上高や新規失業保険申請件数など、経済指標が予想を上回る結果にもかかわらず、長期金利が大幅に低下したためJPY買い・USD売りが優勢となった。
 
EURUSDは米長期金利の低下に伴うEUR買い・USD売りにより一時1.1993と3月4日以来の高値を付けたものの、節目の1.2000ドル直前で上値は重かった。EURGBPなどEURの下落につられたEUR売り・USD買いにより一時1.1956とこの日の安値を付けた。
 
EURJPYはUSDJPYの下落につられた売りから、一時130.03となった。
 
  • 債券
 米国債10年 1.567(-0.065)
 
  • 商品
 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD63.46 +0.31(+0.49%)(5月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,766.80  +30.50(+1.76%)(6月渡し)
 
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。
本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。