ダウ高値警戒感から利益確定売りが進み4日ぶりに反落

2021/04/20

419日 テクニカルアナリシス】米ドル円、主要なサポートを下回る

月曜日、USDは引き続き売られUSDJPYは半値下がりし、6週間ぶりの安値である108.25前後で取引されている。

 

108.30前後の主要なサポートが下側で破られ、ストップロスが打たれたことで、USDはさらに下落した。日足ベースで108.30を下回った場合、中期的な上昇トレンドが終了したことを示唆する強いベア(弱気)シグナルとなる可能性がある。

 

この場合、ベアは106.90106.20、そして次の強いサポートである105付近をターゲットにする可能性が高い。

 

しかし、市場はストップ狩り(ストップ・ロス・ハンティング)に向かっている。USDJPYは、上昇し始める可能性があるが、多くの短期トレーダーはストップアウトする予測。

 

日中の最初の抵抗は現在の108.35で、これが維持されなければ、108.60に向けてさらに上昇する可能性がある。日足チャートでUSDJPY108.35を超えて閉じた場合、ロングポジションは魅力的なものとなるだろう。

 

【追記】419日のニューヨーク外国為替市場でUSDJPYは、108前半に下落しUSD安となった。欧州時間の序盤に一時108.0135日以来の安値となり、その後長期金利が上昇すると買いが入り108.31付近まで戻した。今年に入ってから3月までの上波のフィボナッチ38.2%戻しが107.75付近となっており、107後半に行く可能性がある見込み。

 

 

【日本】日経平均は小幅に3日続伸 コロナウイルス感染拡大と日米と中国の関係悪化懸念 

■主なマーケットデータ(419日)

  • 日本株式

 日経平均株価     29,685.37円  +2.00+0.01%

  安値 29,530.84- 高値 29,808.01

 東証出来高 9,1823万株

 東証売買代金 20601.48

 

419日の日経平均株価は小幅に3日続伸。日本国内でのコロナウイルスの感染拡大や日米と中国の対立懸念からわずかな減少から始まり、午前中の前半はマイナス圏で進んだ。その後、アジア圏での株式市場の堅調な動きを受け、安心感が広がり徐々に上昇した。しかし、利益確定売りもあり前日の終値からわずかな上昇にとどまった。

 

大阪ではコロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、明日緊急事態宣言を国に要求するよう準備を進めている。

 

また、16日に開かれた日米首脳会談の後の共同声明に「台湾」を明記し、中国は内政干渉として強く反発している。その反面、台湾の外交部は「心からの歓迎と感謝」を表明し、今後の動きにも注目が高まっている。

 

  • 為替(17時)

419日の東京外国為替市場で、USDJPYは、日米首脳会談後の共同声明に台湾を明記したことで日米と中国の関係悪化が懸念され、低リスク資産のJPYが買われわずかに下落。17時時点では108.20-21で推移している。

 

EURUSD1.1971で始まり、11時少し前に一時1.1941まで下落した。しかし、米10年債利回りが1.55%付近まで下落すると徐々に上昇し節目の1.2000を突破。さらに上昇し、17時時点では1.2016-17で推移。この上昇で、日足一目均衡表・雲の下限1.2007を上回り、雲の中に入った。上値として、90日移動平均線1.205234日高値1.2067が意識される。 

 

EURJPYは、17時時点では130.03-04の若干のEUR安。

 

  • 短期金融市場

 無担保無担保コール翌日物金利  -0.013%

 

  • 債券

 国債先物・216月限  151.43+0.07

 10年長期金利  0.080%-0.005

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(419日)

  • 株式

 NYダウ平均  USD 34,077.63  -123.04 -0.35%) 

 NASDAQ総合 USD 13,914.765 -137.577-0.97 %

 S&P500   USD 4,163.26  -22.21-0.53 %) 

 

419日の米株式市場のダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。連日で過去最高値を更新していた警戒感から終始マイナス圏での推移となった。利益確定売りが優先し景気敏感株が売られ、さらに決算発表前の状況を見極めたいとの思いから買いが控えられた。また、長期金利が上昇し、ハイテク株も売られている。

 

  • 為替(420600分)

 USDJPY 108.11-108.16

 EURJPY 130.13-130.22

 EURUSD 1.2036-1.2039

 GBPJPY 151.20-151.31

 GBPUSD 1.3986-1.3988

 

419日のニューヨーク外国為替市場でUSDJPYは、前述のテクニカルアナリシスを参照。

 

EURUSDはファイザーと独ビオンテックがさらに1億回分のワクチンをEUに供給するというニュースからワクチン接種が加速し、景気回復期待が高まり上昇。心理的な節目の1.2を回復し、1.2050付近まで上昇した。EURJPYは一時129.82付近まで下落したが、その後持ち直し131.21付近で終えた。

 

GBPはまだ期待が高く、GBPUSDは一時1.3993GBPJPY151.33まで上昇した。現在は景気回復の期待感から買いが先行しているが、ワクチン接種が各国で進むと優位性は薄れる上、EU離脱による経済的な影響や来月6日のスコットランド議会選挙を控えたリスクが高まっている。もし、スコットランド議会選挙後に住民投票の可能性が高まれば、ポンドは2%下落するとの見方も出ているだけに、今後の行方に注目が高まっている。

 

  • 債券

 米国債10年 1.605+0.025

 

  • 商品

 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD63.38 +0.25+0.40%)(5月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,770.60  -9.60-0.54%)(6月渡し)

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