FOMC長期緩和継続受け、長期債下落 USD売り強まる

2021/04/29

【日本】USDJPY境目の109突破 日米金利差拡大を見込んだJPY売り・USD買いが優勢 

■主なマーケットデータ(428日)

  • 為替(17時)

428日の東京外国為替市場のUSDJPY17時時点で109付近の境目を超えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表前に米長期金利が上昇し、日米金利差拡大を見込んだJPY売り・USD買いが優勢となった。国内輸出企業のJPY売り・USD買いも影響し、円安基調が強まった。109台となったのは約2週間ぶり。今日は108後半から109で推移した。

 

EURJPY17時時点は、131.61-63。コロナウイルスワクチン普及による欧州景気回復が広がっている中、長期連休前の持ち高調整のJPY売り・EUR買いが進み、201810月以来、約2年半ぶりの安値圏。EURUSD17時時点は1.2074-75で推移している。

 

  • 日本株式

 日経平均株価     29,053.97円  +62.08+0.21%

  安値 28,875.91- 高値 29,139.70

 東証出来高 12,3708万株

 東証売買代金 27025.36

 

428日の日経平均株価は反発。FOMCの結果発表を控え円安が進み、電気や輸出関連銘柄が上昇。また、米長期金利上昇を受け、金融株が買われた。境目の29,000円を超えたことも市場を支えた要因だった。明日は祝日で休場。

 

  • 短期金融市場

 無担保無担保コール翌日物金利  -0.014%

 

  • 債券

 国債先物・216月限  151.32-0.13

 10年長期金利  0.090%+0.010

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(428日)

  • 為替(429620分)

 USDJPY 108.59-108.61

 EURJPY 131.65-131.78

 EURUSD 1.2123-1.2125

 GBPJPY 151.28-151.40

 GBPUSD 1.3930-1.3939

 

428日のニューヨーク外国為替市場でUSDJPYは、午後に発表となったFOMC結果を受け10年債利回りが下落し、USD売りが強まった。

 

FOMCの声明では「経済活動と雇用は力強さを増した」と景気回復基調が強まっていることを認識しているものの、「インフレは上昇したものの一過性の要因を主に反映」とした。また、パウエルFRB議長は「インフレの一時的上昇は利上げを正当化しない。まだ資産購入ペース縮小について協議する時期ではない」と、金融緩和が継続することを強調した。さらに厳しい労働環境となる可能性についても言及している。予想通り、ハト派姿勢を確認した声明となった。

 

本日から東京はゴールデンウィークに突入する中で、USDJPUがどのような状況となるのか、祝日でない明日(30日)の東京市場の動きにも注目が高まっている。

 

EURUSD1.21台に回復。境目の1.21台に入ると売り圧力が強まっていたが、FOMCを受け買い戻しが加速した。一時1.2135まで上昇し、今後の動きにも注目が高まる。

 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 33,820.38  -164.55 -0.48%) 

 NASDAQ総合 USD 14,051.031 -39.185-0.27 %

 S&P500   USD 4,183.18  -3.54-0.08 %) 

 

428日の米株式市場のダウ工業株30種平均は反落。FOMCを見極めたいとの思惑から終日マイナス圏での推移となった。1430分ごろのパウエル議長の会見が開始された直後から米連邦準備理事会(FRB)による緩和的な金融政策が長期間続くと見通しが支えとなり、午後に下げ幅を縮める場面もあった。

 

  • 債券

 米国債10年 1.608-0.014

 

  • 商品

 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD63.86 +0.92+1.46%)(6月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,773.90  -4.90-0.28%)(6月渡し)

 

 

428日 テクニカルアナリシス】GBPUSDはまだブレイクアウトしない

GBPUSDは最近固まってきており、水曜日にはやや低めに取引され1.3880付近での推移。1.40レベルを再び攻めるにはまだまだのようだが、中期的なブル(強気)トレンドを復活させるためには、この心理的障壁を上回る終値が必要だ。

 

それまでは、GBPUSDは一定のレンジで停滞し、ボラティリティーの動きが出ていない。通常ではボラティリティーが高まり、値動きが大きくなる時期に進むはずだ。

 

短期的なサポートは1.3850付近の上昇トレンドラインにあると思われるが、これを下抜けた場合、重要な中期的サポートである1.3660に向かってさらに下落する可能性がある。

 

一方、目先のレジスタンスは今週の高値である1.3920と思われ、これを上抜けするとケーブルは1.40ゾーンに向かう可能性がある。

 

【追記】427日のニューヨーク外国為替市場では、午前は長期金利の上昇を受けたGBPUSD買い戻しの動きがみられ、GBP安・USD高の1.39台に上昇。境目の1.40台には慎重な模様だが、21日線の上をしっかりと維持しており、上昇トレンドは継続している。

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