USD JPY 地政学的リスク上昇からリスク・オフとなりJPY高進行

2021/05/05

【日本】欧州勢がUSD買いに参入するも境目の110は重い 

■主なマーケットデータ(54日)

祝日(みどりの日)のため休場 

 

  • 為替(17時)

54日の東京外国為替市場のUSDJPYは、長期債先物利回りが上昇している中、連休明けのロンドン勢や欧州勢がUSD買いに加わり、一時109.49まで上昇。終始、109台の取引で境目の110は重かった。

 

EURUSD17時時点で1.2015。欧州勢の参入でUSD高が進み、昨日安値の1.2013を抜け1.2007まで下落。EURJPY17時時点は131.46EURUSDの下落につられ、131.43まで下落。

 

 

【米国】

■主なマーケットデータ(54日)

  • 為替(55625分)

 USDJPY 109.30-109.34

 EURJPY 131.28-131.34

 EURUSD 1.2011-1.2013

 GBPJPY 151.76-151.86

 GBPUSD 1.3882-1.3888

 

54日のニューヨーク外国為替市場のUSDJPYは、地政学的リスクの上昇などからリスク回避の動きが優勢となり、終値は109.33。台湾国防部(国防省)は中国軍の戦闘機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表し、リスク・オフの動きが広がりクロスJPYの下落とともにJPY高が進行し、一時109.04付近まで下落した。その後、この日の安値109.03がサポートされ買い戻しが優勢となり、109.42付近まで上昇。

 

イエレン米財務長官がインタビューで財政支出の拡大に関して「米経済が過熱しないよう確実を期するため、金利はほんの少し上昇せざるを得ないかもしれない」と述べ、FRBの利上げ時期が早まると意識されたこともUSD買いを促した。

 

EURUSD1.2035付近でのオプションの影響により、1.20台前半での狭いレンジの取引となった。終値は1.2014

 

EURJPYはアジアの地政学的リスクが懸念され、JPY買い・EUR売りが先行。22時過ぎに一時131.15とこの日の安値を更新した。一時、ダウ平均が上げに転じるとEURJPYにも買い戻しが入り終値は131.34

 

GBPUSDは堅調。英国でワクチン接種が進み、ジョンソン英首相が「来月21日にもロックダウン措置解除が可能」との見方を示したことがGBPを支えた。さらに、6日の英中銀金融政策委員会(MPC)で「テーパリング開始について議論される」との見方が浮上していることもGBP買いを支えた。

 

英中銀は、週44億ポンドのペースで買い入れを続け、11月初めに目標額に達するとラムスデン副総裁が2月に指摘。同副総裁は当時、「年内のある時点でペースを幾分減速させると見込んでいる」と語っていた。6日に政策発表される内容に注目が高まっている。

 

 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 34,133.03  +19.80 +0.05%) 

 NASDAQ総合 USD 13,633.503 -261.615-1.88 %

 S&P500   USD 4,164.66  -28.00-0.66 %) 

 

54日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸。ワクチン接種が加速し、景気回復期待が高まり景気敏感株が買われた。

 

バイデン米大統領が3日の演説で「74日までに米国の成人の70%が最低1回はコロナウイルスのワクチンの接種を受けることを新たな目標とする」と述べたことが支えとなった。

 

また、イエレン米財務長官の発言により、FRBの利上げ時期が早まると意識されハイテク株が下落。

 

  • 債券

 米国債10年 1.587-0.011

 

  • 商品

 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD65.69 +1.20+1.86%)(6月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,776.00  -15.80-0.88%)(6月渡し)

クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。
本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。