GBP ワクチン普及による規制緩和から買われる

2021/05/11

【日本】GBP 機関投資家の大型買いから上昇 

■主なマーケットデータ(5月10日)
  • 為替(17時)
5月10日の東京外国為替市場のUSDJPYは、先週末の4月米雇用統計を受け下落した分の持ち高調整から、一時109.06上昇。機関投資家が大型のGBP買い・JPY売りを入れ、その影響があった。境目の109.00に本日・明日とNYカットオプションの設定が観測されており、上昇後はオプションに絡んだ売りが先行し、17時時点では108.92。
 
GBPJPYは前述のGBPJPYの動きや、コロナワクチン普及による景気回復期待から買いが入り、欧州の開始頃に152後半から153.40まで上昇。GBPUSDは1.4080に上昇し、EURGBPも0.8625までEUR安・GBP高となった。
 
EURUSDはEURGBPにつられ、16:30頃1.2137に下落したが少し持ち直し、17時時点で1.2148。EURJPYはGBPJPYにつられて132.53まで上昇し、2018年9月以来の高値を更新した。その後は、上値が重く132.30付近まで下落し、17時時点では132.32。
 
 
  • 日本株式
 日経平均株価     29,518.34円  +160.52(+0.55%)
  安値 29,346.14円  -  高値 29,685.41円
 東証出来高  11,2670万株
 東証売買代金 2兆4641.64円
 
5月10日の日経平均株価は3日続伸した。前週末の米国株式市場では米雇用統計が市場予想を下回わり金融緩和の長期化の思惑の強まりから主要3指数が上昇。この流れをついで日経平均は上昇した。開始直後にマイナス圏に下落する場面もあったが、一転して一時327円を超える上昇となった。後場は主要企業の決算発表がピークを控えている影響から、徐々に様子見ムードが強まり上げ幅を縮小した。
 
  • 短期金融市場
 無担保無担保コール翌日物金利  -0.016%
 
  • 債券
 国債先物・21年6月限  151.40(-0.04)
 10年長期金利  0.080%(変化なし)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(5月10日)
  • 為替(5月11日6時22分)
 USDJPY 108.84-108.87
 EURJPY 132.02-132.08
 EURUSD 1.2129-1.2132
 GBPJPY 153.66-153.74
 GBPUSD 1.4116-1.4123
 
5月10日のニューヨーク外国為替市場のUSDJPYは、日本時間夕刻に一時109.06まで上昇したが大きな動きもなく小幅なレンジでの推移で終値は108.81。
 
GBPが全面高。GBPUSDで一時1.4158ドルと2月25日以来の高値を付けたほか、GBPJPYでは154.03と2018年2月以来約3年3カ月ぶりの高値を付けた。また、GBPEURは一時0.8588と4月7日以来の高値を更新。英政府が17日に規制を緩和する方針を表明し、英国経済が正常化に向けて順調に進んでいることが好感を受け、GBPが買われた。なお、スコットランド議会選の結果に関しては現状では影響は軽微。
 
EURUSDはGBPのUSD安が進んだ影響から一時1.2178ドルのこの日の高値を付けたが、全体的なEUR下落につられた売りが出た。10年債利回りが一時1.6074%前後まで上昇したことも相場の重しとなり、取引終了間際に1.2128とこの日の安値を付け、終値は1.2129。EURJPYも終値が131.98と軟調。
 
  • 株式
 NYダウ平均  USD 34,742.82  -34.94 (-0.10%) 
 NASDAQ総合  USD 13,401.858  -350.379(-2.54 %)
 S&P500      USD 4,188.43  -44.17(-1.04 %) 
 
5月10日の米株式市場のダウ工業株30種平均は、終わり間際までコロナワクチン普及による景気回復期待から買われ、昼前に313.80ドル上昇した。午後に伸び悩んだ上、長期金利が上昇した影響により割高感のある主力ハイテク株が売られ、景気敏感株にシフトした。この影響を受け、終了間際に値を下げ6営業日ぶりの反落となった。
 
  • 債券
 米国債10年 1.600(+0.023)
 
  • 商品
 NY原油原油(WTI) 1バレル=USD64.92 +0.02(+0.03%)(6月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD1,837.60  +6.30(+0.34%)(6月渡し)
 
【5月10日 テクニカルアナリシス】現在のサイクルの高値を攻めるGBPUSD
英国政府が、現在国内で流通しているインド変異種に対する懸念があるにかかわらず、ロックダウン緩和計画を推進しているとの報道を受け、GBPUSDに1%以上上昇した。
 
本稿執筆時点では、GBPUSDは1.4140付近で取引されており、これはGBPが今のところピークアウトした2月下旬に最後に見られたレベルに達している。
 
現在、2月の高値である1.4240が主要なレジスタンスとなっており、強気派(ブル)がGBPをこのレベルに押し上げれば、長期的な上昇トレンドが確認され、1.45ゾーンを目指すことになる。現在の勢いが持続すれば、心理的な1.50ゾーンにもすぐに到達する可能性がある。短期的には、1.42が最初の利益目標ゾーンとなる可能性が高い。
 
あるいは、重要な丸い数字と過去の高値がある1.40が現在のサポートとなっている。価格がこのサポートを上回っている限り、短期的な見通しはブルと言えそうです。
 
極めてハト派的なFRBの影響でセンチメントが非常に弱気になっているため、USDは他の主要通貨にも波及することが予想される。
 
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