世界的なインターネット障害によるリスクオフから長期金利が低下しUSD売りが進む

2021/06/09

【日本】イギリスでのインド型変異ウイルスの感染拡大の広まりからGBP売り進む  

■主なマーケットデータ(6月8日)
  • 為替(17時)
6月8日の東京外国為替市場のUSDJPYは、朝方はニューヨーク外国為替市場の流れをくみ109.20台半ばで推移し、徐々に上昇。夕方、欧州勢が参加すると欧州通貨に対するUSD買いが進み、それにつられる形でUSDJPYが109.54まで上昇し、17時時点では109.52。
 
イギリスでインド型変異ウイルスの感染拡大の広まりからGBPが売られGBPUSDは1.4131に下落。これを受け、EURUSDも上値が重い展開。1.2164に下落したが、EURGBPの上昇(0.8612)が支援材料となり底値は固く、17時時点では1.2172。
 
EURJPYは、GBPJPYが154.75に下落した影響を受け動きが限定的。133.14-133.35の狭いレンジでの取引で、17時時点では133.31。
 
 
  • 日本株式
 日経平均株価     28,963.56円  -55.68(-0.19%)
  安値 28,897.64円  -  高値 29,140.68円
 東証出来高  9,2866.00万株
 東証売買代金 2兆1864.45億円
 
6月8日の日経平均株価は反落。米製薬大手バイオジェンと日本のエーザイが開発したアルツハイマー病の治療薬候補「アデュカヌマブ」の製造販売が、米食品医薬品局(FDA)に条件付きで承認されたことを受け、医薬品株が買われ午前中に120円超まで上げ幅を広げた。その後、徐々に短期筋の利益確定売りに押され下落。心理的節目の29,000円を下回り午前の取引を終えた。
午後になるとさらに下落したが、日本での景気回復期待の高まりから底値は固くわずかな下落で落ち着いた。
 
  • 短期金融市場
 無担保コール翌日物金利  -0.029%
 
  • 債券
 国債先物・21年6月限  151.62(+0.08)
 10年長期金利  0.070%(-0.005)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(6月8日)
  • 為替(6月9日6時30分)
 USDJPY 109.49-109.52
 EURJPY 133.29-133.35
 EURUSD 1.2173-1.2174
 GBPJPY 154.90-154.98
 GBPUSD 1.4146-1.4152
 
6月8日のニューヨーク外国為替市場のUSDJPYは、世界的なインターネットの大規模障害によりリスクオフの流れが強まり長期金利が1.51%台に低下。21時30分過ぎに109.28付近まで下落。しかし、109.00-109.10には11日期限のまとまった規模のオプションがあり底値は固かった。10日に5月米消費者物価指数(CPI)の発表前に様子見ムードとなり、終値は109.50。
 
EURUSDは、長期金利の低下に伴うEUR買い・USD売りや、EURAUDなどEURクロスの上昇につられた買いが入り、一時1.2193付近まで値を上げた。しかし、アジア時間に付けたこの日の高値(1.2194)を超えられなかった。10日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会やCPIの発表を控え様子見ムードが強く、方向感のない取引。終値は1.2173。
 
EURJPYは、EURクロス上昇に連動した買いが優勢となり、この日の高値(133.42)を付けたが133前半で推移し、終値は133.29。
 
  • 株式
 NYダウ平均  USD 34,599.82  -30.42 (-0.08%) 
 NASDAQ総合  USD 13,924.911  +43.190(+0.31 %)
 S&P500      USD 4,227.26  +0.74(+0.01 %) 
 
6月8日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続落。5月7日に付けた過去最高値(34,777ドル)目前に控え、高値警戒感が出て午前中は売りが先行した。労働市場の改善観測から底値は固く、終了直前までプラス圏で推移していたが、短期筋の利益確定売りにおされわずかにマイナス圏に沈んだ。
 
  • 債券
 米国債10年 1.535(-0.034)
 
  • 商品
 NY原油(WTI) 1バレル=USD 70.05 +0.82(+1.18%)(7月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD 1,894.40  -4.40(-0.23%)(8月渡し)
 
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