長期金利低下によりUSD売りが進む

2021/06/10

【日本】GBP ホールデン英金融政策委員会・委員の金融引き締め示唆により上昇  

■主なマーケットデータ(6月9日)
  • 為替(17時)
6月9日の東京外国為替市場のGBPでは、ホールデン英金融政策委員会(MPC)委員が「金融政策の蛇口を閉め始める必要があるだろう」と金融引き締めを示唆し、対USDで1.4183、対JPYで155.20に上昇した。
 
USDJPYは、明日発表の5月米消費者物価指数(CPI)を控え、様子見となり狭いレンジ(109.33-109.52)での取引となった。また、GBPUSDの上昇につられ109.33まで下落したが底値は固く、その後は109.42 に上昇。17時時点では109.45。
 
EURUSDは、GBPの上昇につられ1.2187まで値を上げたが、昨日の高値(1.2194)が意識され上値が重かった。さらに、明日開催の欧州中央銀行(ECB)の政策理事会を控え様子見ムードが強まった。17時時点では1.2183。EURJPYも133.21-133.37の狭いレンジでの推移となり、17時時点では133.34。
 
  • 日本株式
 日経平均株価     28,860.80円  -102.76(-0.35%)
  安値 28,801.83円  -  高値 28,932.03円
 東証出来高  9,9445.00万株
 東証売買代金 2兆3029.66億円
 
6月9日の日経平均株価は、終始マイナス圏で推移し続落。昨日の米国市場の流れを受け、半導体関連の株式が売られた。その一方で、景気回復基調の高まりから景気敏感株が買われ、底値を支えた。明日の5月CPI発表、さらに来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、心理的な要因から取引が抑制された。目下、量的金融緩和政策の縮小(テーパリング)の行方に注目が高まっている。
 
  • 短期金融市場
 無担保コール翌日物金利  -0.026%
 
  • 債券
 国債先物・21年6月限  151.71(+0.09)
 10年長期金利  0.065%(-0.005)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(6月9日)
  • 為替(6月10日6時23分)
 USDJPY 109.61-109.64
 EURJPY 133.50-133.55
 EURUSD 1.2178-1.2181
 GBPJPY 154.71-154.76
 GBPUSD 1.4113-1.4116
 
6月9日のニューヨーク外国為替市場のUSDJPYは、10年債利回りが1.47%台に低下するとJPY買い・USD売りにつながり、この日の安値109.23を付けた。その後、前日の安値(109.20)や7日の安値(109.19)がサポートとなり上昇。109.00-109.10に11日期限のまとまった規模のオプションが観測されており、109台前半での値動きとなり底値が固かった。10年債利回りが下げ幅を縮小したことが相場の支援材料となり、この日の高値(109.66)を付けた。CPIとFOMCを控え、取引を控えている側面もあった。終値は109.63。
 
EURUSDは、長期金利の低下に伴うEUR買い・USD売りが先行しこの日の高値1.2218を付けた。その後、下げ幅が縮小しUSDが買い戻され1.2174付近まで下落した。10日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会とCPIの発表を控え、様子見の心理が強まっている。終値は1.2180。
 
EURJPYは、USDJPYが持ち直したときにJPY売り・EUR買いが入り、この日の高値(133.63)を付けたがECBを控え、上値は重かった。
 
 
  • 株式
 NYダウ平均  USD 34,447.14  -152.68 (-0.44%) 
 NASDAQ総合  USD 13,911.750  -13.161(-0.09 %)
 S&P500      USD 4,219.55  -7.71(-0.18 %) 
 
6月9日の米株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落。5月7日に付けた過去最高値(34,777ドル)目前に控え、高値警戒感が出て売りが先行した。一時、高PER(株価収益率)のハイテク株が買われプラス圏に上昇したが、CPI発表を控えた持ち高調整の売りが出て、マイナス圏に沈んだが底値は固かった。
 
  • 債券
 米国債10年 1.487(-0.046)
 
  • 商品
 NY原油(WTI) 1バレル=USD 69.96 -0.09(-0.13%)(7月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD 1,895.50  +1.10(+0.06%)(8月渡し)
 
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。
本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。