USDJPY 7月米ISM製造業景気指数が予想を下回り弱含み

2021/08/03

【日本】USDJPY 実需や新規材料が乏しく狭いレンジでの取引  

■主なマーケットデータ(8月2日)

  • 為替(17時)

8月2日の東京外国為替市場のUSDJPYは、月初の取引ながら実需や新規材料が乏しく狭いレンジ(109.60-109.77)での取引となった。米株先物や欧州株が堅調でリスクオンのクロスJPY売りが意識され109.70台に下落し上値が重かった。この後、米国時間に7月ISM製造業景況指数を控え、様子見ムードが優勢となった。17時時点では109.67付近。
 
EURJPYは、欧州勢参加後リスクオンのクロスJPY売りが意識され、130.42まで売られた。17時時点では130.31付近。他のクロスJPYも売りが進みGBPJPYが152.86、AUDJPYが80.73、ZARJPYにも波及し7.56までJPY安が進んだ。
 
EURUSDは、欧州株式市場の寄り付き前に一時1.1865まで下落するものの、欧州株が上昇し反発。この日の高値1.1887に上昇した。17時時点では1.1881付近。
 

  • 日本株式

 日経平均株価     27,781.02円  +497.43(+1.82%)
  安値 27,493.32円  -  高値 27,834.60円
 東証出来高  10,6252万株
 東証売買代金 2兆4572.68億円
 
8月2日の日経平均株価は大幅に反発。先週末に大幅に下落した反動から幅広い銘柄が買われた。開始から徐々に値を上げ、午後になるとさらに上昇。13時38分に約550円の上げ幅を記録し、そのまま高値圏で推移した。業種別では、日本国内での感染者数の高まりの懸念から空輸業のみ下落し、それ以外は全て上昇。東証1部銘柄の8割超で上昇した。
 

  • 短期金融市場

 無担保コール翌日物金利  -0.043%
 

  • 債券

 国債先物・21年9月限  152.31(+0.01)
 10年長期金利  0.015%(変化なし)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(8月2日)

  • 為替(8月3日6時00分)

 USDJPY 109.29-109.31
 EURJPY 129.71-129.79
 EURUSD 1.1867-1.1872
 GBPJPY  151.67-151.86
 GBPUSD 1.3881-1.3889
 
8月2日のニューヨーク外国為替市場では、USDJPYは弱含み。7月米ISM製造業景気指数(結果:59.5、予想:60.8、前回:60.6)が発表され予想と前回の結果より下回ったことを受け、USD売り・JPY買いが優勢となった。先週末の安値109.36や一目均衡表雲の下限109.30が心理的に影響し、この日の安値109.19を付けた。長期金利が1.14%台に低下したことが重しとなった。さらに上昇基調だったダウ平均がマイナス圏に沈むとクロスJPYが売られたことも重しとなった。6日に発表される7月米雇用統計までは様子見相場が続く可能性が高い。終値は109.31付近。
 
EURUSDは、欧州株上昇に伴いこの日の高値1.1897を付けた。しかし、境目の1.1900が意識されると上値は重かった。その後、月初のポジション調整が入り、売りが優勢となった。ドイツ30年債利回りが2月以来約半年ぶりにマイナス圏に低下したことも影響し、1.1865付近まで下落した。終値は1.1870付近。
 
EURJPYは、USDJPY下落につられたEUR売り・JPY買いが入り、ダウ平均の下落が重しとなりこの日の安値129.60を付けた。終値は129.75付近。
 
EURJPY以外のクロスJPYも下落し、GBPJPYが151.54、NZDJPYが76.06、CHFJPYが120.60、CADJPYが87.27に値を下げている。
 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 34,838.16  -97.31 (-0.27%)
 NASDAQ総合  USD 14,681.069  +8.391(+0.05%)
 S&P500      USD 4,395.26  -23.89(-0.54%) 
 
8月2日の米株式市場のダウ工業株30種平均は続落。朝方は欧州の株高を受け上昇基調だった。しかし、ISM製造業指数が発表され長期金利が1.14%台に低下すると、景気回復の懸念が広がり、景気敏感株中心に売りが広がった。徐々に下落し、午後はマイナス圏での取引となった。
 

  • 債券

 米国債10年 1.179(-0.043)
 

  • 商品

 NY原油(WTI) 1バレル=USD 71.26 -2.69(-3.64%)(9月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD 1,822.20  +5.00(+0.28%)(12月渡し)
 
 

【8月2日 マーケットアナリティクス】GBPUSDは重要なサポートをテスト中

月曜日のGBPUSDはわずかに減少したが、今日のFX市場は今のところ落ち着いている。本稿執筆時点では、GBPは1.39前後で取引されている。
 
これは過去の高値を強くサポートしているように思われ、短期的な見通しがブル(強気)であるためには、GBPはこの上に留まる必要がある。1.39を下回った場合、短期トレンドはベア(弱気)に変わり、8日EMA(Exponential Moving Average / 指数平滑移動平均線)と21日EMAの両方が収束している1.3850ゾーンを狙う可能性がある。
 
中期的なサポートは1.38にあるが、すでに何度か下回っているため、ブルは徐々に後退しているように見える。また、GBPが再び上昇し始めると、先週の高値である1.3970がレジスタンスとなり、その後は心理的水準である1.40がレジスタンスとなる可能性が高い。
 
追記:8月3日、日本時間6:00のGBPUSDは、1.3881-1.3889で取引されている

 

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