USDJPY  ADP雇用統計受け下落するもFRBクラリダ副議長のタカ派的な発言受け急上昇

2021/08/05

【日本】NZD 月内の利上げ観測から上昇続く  

■主なマーケットデータ(8月4日)

  • 為替(17時)

8月4日の東京外国為替市場のNZDは、ニューヨーク外国為替市場の流れを受け上昇基調。ニュージーランド4-6月期 四半期失業率(結果:4.0%、予想:4.5%、前回:4.7%)が予想を大幅に下回り、対JPYでこの日の高値77.29を付けた。EURNZDも1.6764まで下落。この好調な経済指標を受け、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)による月内の利上げ観測が強まり、NZDが上昇した。
 
USDJPYは小幅な値動き。米長期金利が低水準で上値が重い。欧州勢参加後、クロスJPY優勢の動きからこの日の高値109.14を付けた。17時時点では109.10付近。
 
EURUSDは、欧州勢参加後GBPUSDの買いにつられ、この日の高値1.1880をつけた。しかし、EURGBPやEURNZDの動きにつられ下落。17時時点では1.1876付近。
 
GBPUSDは昨日の高値1.3939を超え、1.3947に上昇。EURGBPは0.8513に下落。イギリスでは、コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にありピークを越えた可能性が強いと報じられており、徐々に値が上向いている。
 
EURJPYは欧州勢参加後、欧州の株価指数が上昇傾向となりこの日の高値129.62を付けた。17時時点では129.58付近。
 

  • 日本株式

 日経平均株価     27,584.08円  -57.75(-0.21%)
  安値 27,488.74円  -  高値 27,636.34円
 東証出来高  10,7402万株
 東証売買代金 2兆4380.91億円
 
8月4日の日経平均株価は続落。コロナウイルスの感染拡大から景気敏感株が中心に売られた。その一方で、好調な決算銘柄が買われた。また、午後の取引時間中に決算を発表したトヨタ自動車が好調な決算内容ながらも先行きの不透明感から通期の業績予想を据え置き。この影響によりトヨタ株が大幅に売られ、投資家心理が悪化したが底値は固かった。
 

  • 短期金融市場

 無担保コール翌日物金利  -0.039%
 

  • 債券

 国債先物・21年9月限  152.49(+0.05)
 10年長期金利  0.000%(-0.005)
 
 

【米国】

■主なマーケットデータ(8月4日)

  • 為替(8月5日6時00分)

 USDJPY 109.47-109.50
 EURJPY 129.57-129.63
 EURUSD 1.1836-1.1837
 GBPJPY  152.01-152.08
 GBPUSD 1.3887-1.3888
 
8月4日のニューヨーク外国為替市場では、USDJPYは7月 ADP雇用統計(前月比、結果:33.0万人、予想:69.5万人、前回:69.2万人)が朝方に発表され、予想を大幅に下回ると全般USD売りが優勢となり、この日の安値108.72を付けた。この安値は5月26日の安値水準。その後、7月 ISM非製造業景況指数(総合、結果:64.1、予想:60.5、前回:60.1)が発表され予想を上回り、USDが買い戻された。ISM非製造業景況指数は1997年の統計開始後の最高となり、業況と新規受注、雇用の指数がいずれも上向いた。また、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は米経済が雇用や物価の目標達成に向け引き続き順調に推移しているとした上で、2023年に利上げを開始できる状況にあるという認識を示した。これを受け、長期金利が上昇し(2月11日以来の低水準1.12%台→1.21%台)さらにUSDが買われ、この日の高値109.67を付けた。終値は109.48付近。
 
EURUSDは、低調な7月 ADP雇用統計の結果を受けこの日の高値1.1900を付けたが、7月 ISM非製造業景況指数が予想を上回ることが判明すると一転USDが買われた。さらに、クラリダFRB副議長のタカ派的な発言を受け、さらにUSD買いが進み、この日の安値1.1833を付けた。終値は1.1837付近。
 
EURJPYは、USDJPYにつられこの日の安値129.14を付けたが、一転してこの日の高値129.82を付けた。終値は129.60付近。
 
GBPUSDは明日の英中銀金融政策委員会(MPC)に向けたポジション調整から戻り売りに押され、1.39を割り1.38後半での取引。本日の100日線が1.39前半に来ており、回復する可能性もある。
 
AUDNZDは昨年12月2日以来となる1.0468に下落し、年初来安値を付けた。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)による月内の利上げ観測や良好なニュージーランド4-6月期 四半期失業率の結果を受けAUD売り・NZD買いが進んだ。
 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 34,792.67  -323.73 (-0.92%)
 NASDAQ総合  USD 14,780.533  +19.238(+0.13%)
 S&P500      USD 4,402.66  -20.49(-0.46%) 
 
8月4日の米株式市場のダウ工業株30種平均は反落。朝方に発表された7月 ADP雇用統計が予想を大幅に下回り、景気回復の遅れが懸念された上、長期金利が低下し景気敏感株が売られた。徐々に値を下げ、境目の35,000ドルを下回りさらに下落。一方で、長期金利低下から高PER(株価収益率)のハイテク株が買われナスダック総合株価指数は3日続伸。
 

  • 債券

 米国債10年 1.174(+0.002)
 

  • 商品

 NY原油(WTI) 1バレル=USD 68.15 -2.41(-3.42%)(9月渡し)
 NY金(COMEX) 1オンス=USD 1,814.50  +0.40(+0.02%)(12月渡し)
 

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