8月米消費者物価指数の弱い結果から長期金利が低下しUSD売りが優勢に

2021/09/15

【日本】8月米消費者物価指数の発表を控え110を挟み小動き

■主なマーケットデータ(914日)

  • 為替(17時)

914日の東京外国為替市場。USDJPYは、今夜の8月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え狭いレンジ(109.95-110.11)での取引となった。朝方はニューヨーク外国為替市場の流れを受けUSD売りが優勢。その後は米長期債の先物が小幅に上昇しUSDが買われた。17時時点では110.00付近。

 

EURUSDは朝方、小幅に上昇したが、ほぼ横ばいで推移。欧州勢参加後EUR買いが優勢となり、この日の高値1.1830を付けた。17時時点では1.1824付近。

 

EURJPYは、ほぼ横ばいで推移。EURUSDの上昇につられ、この日の高値130.12を付けた。17時時点では130.07

 

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁が2024年までに政策金利を引き上げる可能性は低いとの見解を改めて示し、AUDUSD0.7335に下落した。

 

  • 日本株式

 日経平均株価     30,670.10円  +222.73+0.73%)最高値更新

  安値 30,504.81- 高値 30,795.78

 東証出来高 1,339,01万株

 東証売買代金 33450.24億円

 

914日の日経平均株価は3日続伸し、216日に付けた年初来高値(30,467.75)を更新した。株価指数(TOPIX)も21.16ポイント(1.01%)高の2,118.8719908月以来、約31年ぶりに節目の2,100を超え、3日連続で高値を更新。

 

上昇から始まり利益確定売りが入ったが、押し目買いが入り350円近くまで買われた。さらに再び利益確定売りが入り、この日の高値から260円ほど急激に下落。午後は、海外投資家の買いが入り堅調に推移し、上昇基調に転じ終えた。国内のワクチン接種が5割を超え、コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向となっていることから景気回復の期待感が高まり幅広い銘柄が買われた。さらに次期政権への期待も支援材料となった。なお、過去最高値は日経平均株価が19891229日の38,915.87円、TOPIX 19891218日の2,884.80ポイント。

 

  • 短期金融市場

 無担保コール翌日物金利  -0.024%

 

  • 債券

 国債先物・219月限  151.74-0.05

 10年長期金利  0.040%(変化なし)

 

【米国】

■主なマーケットデータ(914日)

  • 為替(915603分)

 USDJPY 109.64-109.68

 EURJPY 129.43-129.52

 EURUSD 1.1802-1.1804

 GBPJPY  151.38-151.57

 GBPUSD 1.3808-1.3816

 

914日のニューヨーク外国為替市場。USDJPYは、弱含み。朝方に発表された8月米消費者物価指数で価格変動の激しいエネルギーや食品を除いたコアCPI(結果:0.1%、予想:0.3%、前回:0.3%)が当初の予想通り弱い結果で、2月以来の低い伸びを記録。インフレ圧力の弱まりが観測され長期金利が1.26%台に低下し、全般USD売りが優勢となった。さらに、ダウ平均が大幅に下落するとリスクオフのJPY買いが全般に波及し、824日以来の安値109.53付近に下落。その後、買戻しが入り、終値は109.69付近。

 

EURJPYは上昇基調から一転弱含み。日本時間の2130分過ぎにこの日の高値130.20付近をつけていたが、長期金利の低下や株安を受けたリスクオフの姿勢が強まった。この影響により、この日の安値129.37付近まで下落。押し目買いから小幅に上昇し、終値は129.47付近。

 

クロスJPYでは、GBPJPYは一時151.33AUDJPY80.17NZDJPY77.64CADJPY86.33に下落。ZARは南アフリカが最大の産出国となっているプラチナの先物価格が前日比3%超下落したことも加わり、ZARJPYは一時7.65まで下落が進んだ。

 

EURUSDは、予想を下回るCPIの結果から全般USD売りとなると、この日の高値1.1846付近まで上昇。その後、長期金利の低下や株安の影響によるリスクオフの全般JPY買いとなった影響を受け、この日の安値1.1800付近に下落。終値は1.1803付近。

 

  • 株式

 NYダウ平均  USD 34,577.57  -292.06 -0.83%

 NASDAQ総合 USD 15,037.759 -67.823 -0.44%

 S&P500   USD 4,443.05  -25.68-0.57%)  

 

914日の米株式市場のダウ工業株30種平均は反落。朝方は8月消費者物価指数(CPI)の弱い結果から金融緩和の継続が続く見込みが強まり、プラス圏で推移。しかし、CPIがインフレ上昇の一服感を示したことから長期債券が1.26%台に低下し、金融株を中心とした景気敏感株が売られマイナス圏に下落。午後はさらに下落幅を広げ、終了間際に360ドル近くまで下げ幅を広げ取引を終えた。

 

  • 債券

 米国債10年 1.280-0.046

 

  • 商品

 NY原油(WTI) 1バレル=USD 70.46 +0.01+0.01%)(10月渡し)

 NY金(COMEX) 1オンス=USD 1,807.10  +12.70+0.71%)(12月渡し)

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