感謝祭の祝日で参加者が少なく小幅な取引

2021/11/26

Noriko Sasaki
2021/11/26 7:40 JST投稿
 
 

【米国】

  • 為替(11月26日6時10分)

 米ドル円(USDJPY)    115.35-115.36 (円)
 ユーロ円(EURJPY)    129.28-129.29 (円)
 ユーロ米ドル(EURUSD) 1.1206-1.1207 (米ドル)
 ポンド円(GBPJPY)    153.66-153.73 (円)
 ポンド米ドル(GBPUSD) 1.3321-1.3325 (米ドル)
 
11月25日のニューヨーク外国為替市場は、感謝祭の祝日で外国為替市場以外はマーケットが休みとなっている影響から機関投資家の参加が少なく、個人投資家中心の取引だった。米ドル・円(USDJPY)は、大きな動きがなく115中盤での取引となり、115.36で取引を終えている。
 
ユーロ・米ドル(EURUSD)は、欧州時間は買いが優勢だったが、ある程度買われると再び売られた。その後は、狭い範囲での売りが先行し1.1209で終えた。
 
ユーロ・円(EURJPY)は、取引量が少なく狭い範囲での動きにとどまり、129中盤から徐々に落ち込んだ。終値は129.31だった。
 
*感謝祭のため外国為替市場以外は休場
 
 

【日本】米国の祝日を受け取引量が少ない状況

  • 為替(17時)

11月25日の東京外国為替市場。米ドル・円は115前半の取引中心となった。アメリカが感謝祭の祝日で機関投資家の参加が少なく大きな動き出にくい状況の中、午前中は115.35台で取引された。15時に欧州勢が参加すると一時米ドルが買われ上昇したが、再び売りが優勢となり17時時点では115.38で取引が進んでいる。
 
ユーロ・米ドルは1.12を挟んだ狭い範囲ながらユーロが買われ、1.1220まで上昇した。米国の祝日を受け、機関投資家の参加が少ないことから大きな動きはなく17時時点は1.1215となった。
 
ユーロ・円も個人投資家の取引が中心で大型の取引が少なく、129前半で小幅ながら乱高下を繰り返す取引だった。17時時点では129.40だった。
 

  • 日本株式

 日経平均株価     29,499.28円  +196.62(+0.67%)
  安値29,444.45円  -  高値 29,570.42円
 東証出来高  959,84万株
 東証売買代金 2兆1145.93億円
 
11月24日の日経平均株価は前日に大幅に値を下げた反動から上向いた。前日に多量に売られた半導体などの成長株(※)や時価総額の大きい株が一転して買われたことが大きかった。10時過ぎに前日の終値から270円近くまで上昇し、小幅に売られたものの再び買われ堅調な状況となった。午後は、米国市場が感謝祭で休みとなる影響から買い控えられ、高値水準で小幅な値動きが続いた。この影響から東証1部の売買は8月27日以来の少なさだった。
 
(※)成長株:業績が好調で株価が高く、成長が見込める株式。金融のメディアではグロース株といわれることが多い。該当する企業は、成長の指標である売上高や経常利益が増加を続けており、さらに将来の収益拡大が見込まれている。半導体関連株が代表され、個別の企業に東京エレクトロン、信越化学工業などが該当する。これに対して、業績など条件(ファンダメンタルズ)が良いのに、株価が低い状態で見出されていない株のことを割安株(バリュー株)といい、先行投資として物色される対象となっている。
 

  • 短期金融市場

 無担保コール翌日物金利  -0.042%
 

  • 債券

 国債先物・21年12月限  151.54(-0.04)
 10年長期金利  0.080%(+0.010)
 
 

【マーケットアナリティクス】直近の暴落からの回復を試みるユーロ・オーストラリアドル(11月25日 15:12 CET)

金曜日のユーロ・オーストラリアドル(豪ドル)は豪ドルが売られ、欧州取引時間に価格が0.5%上向き1.12付近での取引が続いた。
 
現在の上値の目安は1.57のすぐ上に位置する200日移動平均線(※)だが、11月もこのレベルを超えられなかった。ここを上回ると、売りの持高が上回っているショートポジションの損切りが発生する可能性が高く、8月と9月の安値である1.59に向かう可能性がある。
 
もしくは、ベア(弱気)が200日平均線を保持するとベア(弱気)圧力が強まり1.55を目指す可能性も出てくる。安値の目安は1.54以下にありユーロがこれを下回れば中期的な下降トレンドに移行する可能性が高い。
 
相場の動きをローソク型の1本の棒で表した「日足チャート」では売りが優勢となっており、売りの持高を損切りする状況の「スクイーズラリー」に陥る気配が感じられる。この状況を変えるにはブル(強気)が上昇しなくてはならない。
 
本日、欧州中央銀行(ECB)が10月27、28日の議事録を発表し、「現状から判断するとパンデミック緊急購入プログラムを2022年3月までに終了する見込みだ」とロイターは報じた。
 
さらに、2021年12月の欧州中央銀行制度(ユーロシステム)は、ユーロ圏の短期インフレ見通しが再び上方修正される可能性が高いと予想している。
 
※200日移動平均線:一定期間(この場合は200日間)の終値の平均値の推移を折れ線グラフで示したもの。相場が上昇傾向にあるのか、下落傾向にあるのかといったトレンドを把握しやすい。
 
 
ユーロ・豪ドルデイリーチャート 11月25日、午後3時(CET・中央ヨーロッパ時間)
 
引用元: “EURAUD trying to recover from the recent selloff” (2021年11月25日, AXIORY Global Market News)
※引用URL: https://www.axiory.com/analytics/technical-analysis/euraud-trying-to-recover-from-the-recent-selloff
 
追記:11月26日、日本時間6:10のユーロ・豪ドルは、1.559付近で取引されている
 
 


アナリストプロフィール
 
Noriko Sasaki
投資運用歴25年。日系銀行、シティバンク、日興シティ信託銀行の勤務や、ITベンチャー企業でのIR・広報などを経て、金融に強みを持つライターとして活躍。これまでのキャリアで培った金融の知識と、企業経営の視点、ニュースを複合的に織り交ぜたマーケット分析を得意とする。

 

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