USDは米国の経済データの公開を受け、1.1900レベルで持ちこたえました。
ワクチン開発の前進はUSDに追い風となっていましたが、冬の到来で新型コロナウイルスの感染拡大は免れず、状況改善はすぐには見込めそうにありません。
とはいえ、ホワイトハウスは外国人による米国への渡航を、投資家とビジネス旅行者を中心に緩和することを検討しており、今後数ヶ月間で経済回復も期待できそうです。
一方、トランプ米政権は、投資対象を禁止とする中国企業のリストに4社を新たに追加する見通しですが、S&P500種は影響されず上昇しました。
金は、下げ傾向の市場から0.30%アップとなり、$1,812へ接近しました。
ただし、ホリデーシーズンに向けてのキャッシュアウトの需要から、上昇分の維持は厳しそうです。
銀は、$23.39で終了し、0.39%アップを記録しました。
2週間前の$23.95のレジスタンスレベルに到達する勢いです。
GBPはブレグジットの悲観的なムードには関係なく日中利益を生み出し、昨日1.3393で終了しました。