【米国】
為替（2023年10月9日 6時00分）
米ドル円 USD/JPY 149.27 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0586 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 158.05 (円)
ポンド円 GBP/JPY 182.63 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2233 (米ドル)
10月6日のニューヨーク外国為替市場では、円売りが継続する展開となった。この日発表された米非農業部門雇用者数（NFP）（前月比、前回187千人、予想166千人、結果336千人）は市場予想を上回った一方、失業率は市場予想の3.8%となり市場予想よりも悪い結果となった。これらを受けて米長期金利が上昇し、米ドル買い・円売りが出やすい状況となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債（長期金利）の利回りを上回る現象（逆イールド）が継続しており、2年債が5.07%、10年債が4.8%となっている。
米ドル円は149.06円で取引を開始。一時は149.54円まで上昇する場面があった。しかし、その後は短期的に反落し、一時は148.96円まで下落。引けにかけては再び反発し、149.28円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0566ドルで始まると、一時は1.0483ドルまで急速に下落した。しかし、直ぐに値を戻す展開となり、一転して1.0600ドルまで水準を切り上げた。1.0586ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2233ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.49円で取引を開始。一時は156.64円まで下落したものの、その後は158.27円まで回復。引けにかけてはやや反落し、158.05円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 33,407.58 +288.01 (+0.87%)
NASDAQ総合 USD 13,431.34 +211.51 (+1.60%)
S&P500 USD 4,308.5 +50.31 (+1.18%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は反発となった。米長期金利が上げ幅を縮小したことを受けて、株式相場にとって好ましい環境が意識された。個別ではソーシャルメディア大手メタプラットフォームズや半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズなどの上昇が目立った一方、石油大手のエクソンモービルやシェブロンなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.8019% (+0.096)
NY原油（WTI） USD/バレル 82.79 (+0.27%)
NY金（COMEX） USD/オンス 1,845.2 (+0.59%)
【日本】 米長期金利の上昇に伴い米ドル円は堅調な値動きに
為替（17時）
10月6日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。米ドル円は早朝に安値となる148.36円まで下落した後、米長期金利の上昇に伴って米ドルを買う動きが強まり、水準を切り上げた。国内株式相場が軟調に推移したことから、リスク回避に伴う円買いも見られたが、午後は堅調な値動きとなった。
米ドル円は148.5円で取引を開始。朝方に一時は148.36円まで下落する場面があった。しかし、その後は徐々に水準を切り上げる展開となり、一時は148.99円まで上昇。引けにかけても底堅く推移し、148.89円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0548ドルで始まると、朝方から軟調な展開となり、一時は1.0532ドルまで下落した。しかし、その後は緩やかに反発し、1.0550ドルまで回復して引けた。
ユーロ円は156.64円で取引を開始。徐々に水準を切り上げる展開となり、夕方にかけて一時は157.10円まで上昇。引けにかけても堅調に推移し、157.08円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.7975% (-0.003)
【注目の市場イベント】
10月11日 生産者物価指数（PPI）（前年比）
10月12日 消費者物価指数（CPI）（前年比）
10月13日 ミシガン大学消費者信頼感指数（速報）