欧州株式相場の上昇を背景にユーロ買いがやや優勢

【米国】

為替(2023年4月19日  6時00分)
米ドル円      USD/JPY  134.11  (円)
ユーロ米ドル  EUR/USD  1.0968  (米ドル)
ユーロ円      EUR/JPY   147.12  (円)
ポンド円      GBP/JPY   166.58  (円)
ポンド米ドル  GBP/USD  1.2423  (米ドル)

4月18日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが相対的に買われる展開となった。ドイツなど欧州主要国の株式相場が上昇し、リスク選好が高まった際に買われやすいユーロが上昇。一方、米ドル円は短期的な利益確定売りが重しとなり、軟調に推移した。なお、この日発表された米住宅着工件数(前回1,450千件、予想1,410千件、結果1,420千件)はほぼ市場予想通りの結果となり、住宅市場の過熱感が後退しつつあることが示された。

債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.20%、10年債が3.57%となっている。

米ドル円は134.19円で取引を開始。朝方は軟調に推移し、一時は133.92円まで下落する場面があった。その後は持ち直して134.33円まで買われる場面もあったが、最終的には134.12円まで下落して取引を終えた。

ユーロドルは1.0956ドルで始まると、緩やかに上昇した。一時は1.0943ドルまで下落する場面も見られたが、その後は反発して1.0979ドルまで上昇した。1.0968ドルで取引を終えた。ポンドは、対米ドルで1.2423ドル近辺での取引となっている。

ユーロ円はユーロドルと似た値動きとなった。147.02円で取引を開始すると、一時は147.16円まで上昇。147.13円で取引を終えた。

株式
NYダウ平均     USD  33,976.63   -10.55 (-0.03%)
NASDAQ総合  USD  12,153.41    -4.31 (-0.04%)
S&P500        USD    4,154.87  +3.55 (+0.09%)

4月18日の米株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。決算発表を受けて一部の大型株が軟調に推移し、指数を押し下げた。ヘルスケア大手ジョンソン・エンド・ジョンソンや金融大手ゴールドマン・サックスなどが下落した一方、半導体大手エヌビディアなどの上昇が目立った。

債券・商品先物
米国債10年                       3.5756%  (-0.029)
NY原油(WTI)   USD/バレル     80.90  (+0.08%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   2,019.70  (+0.63%)
 

【日本】 米ドル円は短期的な利益確定売りにより反落


為替(17時)
4月18日の東京外国為替市場では、ドル円が軟調に推移した。ここ数日にわたって堅調に推移していた反動から、短期的に利益確定売りが優勢となった。前日はニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回る結果となり、米金利高を背景としたドル買いが続いていた。

米ドル円は134.45円で取引を開始。一時は134.71円まで上昇する場面も見られた。ただし、取引時間後半になると反落し、134.15円まで戻して取引を終えた。

ユーロドルは1.0924ドルで始まると、徐々に水準を切り上げる展開となった。一時は1.0983ドルまで上昇する場面も見られ、そのまま1.0981ドルで引けた。

ユーロ円は146.87円で取引を開始すると、変動を伴いながら上昇した。一時は146.73円まで下落する場面もあったが、夕方にかけて一段高となり。147.31円で取引を終えた。

債券
10年長期金利 0.471% (-0.006)

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