根強いインフレ観測や米株上昇で米ドル円は底堅く推移

【米国】

為替(2023年6月10日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY  139.37  (円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.0748  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   149.79  (円)
ポンド円          GBP/JPY   175.33  (円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.2579  (米ドル)
 
6月9日のニューヨーク外国為替市場では、ややドル買いが優勢の展開となった。根強いインフレ圧力を背景としてFRB(米連邦準備理事会)は金融引き締め姿勢を維持するとの見方が強まっており、米ドル買いを下支えする要因となっている。また、株式市場でも大型ハイテク株を中心に上昇していることから、リスク選好による円売りが進みやすい状況となった。
 
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.60%、10年債が3.74%となっている。
 
米ドル円は139.38円で取引を開始。取引時間の前半には一時は139.60円まで上昇する場面があったものの、勢いは続かず反落。そのまま方向感なく推移し、139.37円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0773ドルで始まると、徐々に水準を切り下げる展開となった。一時は1.0743ドルまで下落し、そのまま軟調に推移して1.0749ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2579ドル近辺での取引となっている。
 
ユーロ円は150.17円で取引を開始。一時は150.36円まで急速に上昇したものの、勢いは続かず反落した。取引時間後半にかけては149.71円まで下落し、149.80円で取引を終えた。
 
株式
NYダウ平均     USD  33,876.78   +43.16 (+0.13%)
NASDAQ総合  USD  13,259.14   +20.61 (+0.16%)
S&P500       USD    4,298.86    +4.92 (+0.11%)
 
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。市場では大型ハイテク株を中心とした買いが続いている。ただし、13日に発表される米消費者物価指数(CPI)や、13日~14日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えてやや様子見ムードも強かった。個別では電気自動車大手テスラやソフトウェア大手アドビなどが上昇した一方、ディスカウントストア大手ターゲットや半導体大手インテルなどの下落が目立った。
 
債券・商品先物
米国債10年                  3.7404%  (+0.022)
NY原油(WTI)     USD/バレル    70.17  (-1.22%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  1,977.2  (-0.18%)
 
 

【日本】 国内株式相場の上昇でリスクテイクに伴う円売りが進行

 
為替(17時)
6月9日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。国内株式相場が上昇したことでリスクテイクに伴う円売りが進行。日経平均株価などの株価指数が上げ幅を拡大したことで、米ドル円やユーロ円も一段と水準を切り上げる展開となった。
 
米ドル円は138.90円で取引を開始。朝方からほぼ一貫して堅調に推移し、一時は139.60円まで上昇した。そのまま底堅く推移し、139.56円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.0785ドルで始まると、徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は1.0768ドルまで下落。取引時間終盤も軟調な地合いが続き、1.0776ドルで引けた。
 
ユーロ円は149.75円で取引を開始。朝方から水準を切り下げる展開となり、一時は150.42円まで上昇した。引けにかけても強含み、そのまま150.38円で取引を終えた。
 
債券
10年長期金利 0.430% (-0.007)

【注目の市場イベント】
6月13日:米消費者物価指数(CPI)
6月13~14日:FOMC(米連邦公開市場委員会)
6月15日:米小売売上高
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