明日、12月5日(火)は都合によりマーケットニュースの配信をお休みし、12月6日(水)に再開いたします。ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
【米国】
為替(2023年12月4日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 146.87 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0879 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 159.78 (円)
ポンド円 GBP/JPY 186.62 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2709 (米ドル)
12月1日のニューヨーク外国為替市場では、円が買われる展開となった。この日、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は、足元の政策金利がかなり引き締め的な領域にあると発言し、これを受けて米長期金利が低下した。市場では、日米金利差の縮小を意識した円買いが優勢となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.54%、10年債が4.19%となっている。
米ドル円は148.28円で取引を開始。直後に一時148.31円まで上昇したが、その後は大幅に水準を切り下げた。一時は146.66円まで下落し、引けにかけてはやや反発して146.87円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0877ドルで始まると、一時は1.0893ドルまで上昇した。しかし、その後は徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は1.0829ドルまで下落。引けにかけては反発し、1.0879ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2709ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は161.28円で取引を開始。取引時間の前半に一時161.31円まで上昇した。しかし、その後は大幅に水準を切り下げ、一時は159.65円まで下落。そのまま159.79円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 36,245.5 +294.61 (+0.82%)
NASDAQ総合 USD 14,305.03 +78.81 (+0.55%)
S&P500 USD 4,594.63 +26.82 (+0.59%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。パウエルFRB議長の発言を受けて米長期金利が低下し、株式相場にとっては支えとなった。個別ではヘルスケア大手ジョンソンエンドジョンソンやソフトウェア大手セールスフォースなどの上昇が目立った一方、製薬大手ファイザーや半導体大手インテルなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.1984% (-0.139)
NY原油(WTI) USD/バレル 74.07 (-2.11%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,089.7 (+1.63%)
【日本】 材料難のなか主要通貨ペアは小動きに終始
為替(17時)
12月1日の東京外国為替市場では、主要通貨ペアは小動きに終始した。米ドル・円は底堅い動きとなった。米長期金利の低下を受けて米ドル売りが先行し、一時は147.60円まで下落した。しかし、その後は押し目買いが入ったこともあり、午後には148円台を回復した。その後は国内株式相場の下落一服や米長期金利の低下幅縮小なども支えとなった。
米ドル円は148.18円で取引を開始。朝方から軟調な展開となり、一時は147.61円まで下落した。しかし、その後は徐々に水準を回復する展開となり、一時は148.32円まで上昇。引けにかけては再び売られ、147.86円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0972ドルで始まると、取引時間の前半は底堅い値動きとなった。一時は1.0913ドルまで上昇したが、一段と上値を切り上げる動きは見られず、夕方にかけてはやや反落。1.0894ドルまで下落して引けた。
ユーロ円は161.39円で取引を開始。朝方は軟調に始まったが、その後は水準を切り上げる展開となった。一時は161.78円まで上昇する場面もあったが、午後になると反落し、一時は160.99円まで下落した。その後は特に大きな値動きもなく、161.07円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.695% (+0.026)
【市場イベント】
12月6日 ISM非製造業景気指数
12月6日 ADP雇用者数(前月比)
12月7日 新規失業保険申請件数
12月8日 失業率
12月8日 非農業部門雇用者数(NFP)(前月比)