【米国】米10年債利回りの上昇でドル買い優勢でスタート
為替(2024年2月13日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 149.33 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0774 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 160.89 (円)
ポンド円 GBP/JPY 188.58 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2628 (米ドル)
2月12日のニューヨーク外国為替市場は、東京時間に下がっていた米10年債利回りがニューヨーク時間オープンから、反発上昇し、今年最高値の4.19%を付けたドル買いが優勢となった。ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事の「利下げが近い将来、適切になるとは考えていない」「インフレとの戦いには多くのリスクが残っている」といった発言もドル買いの後押しとなった。
米ドル円は、東京時間からじり安となり値を下げ148.92円の安値を付けたが、米10年債利回りの反発上昇を受けて、ニューヨーク時間はドル買い優勢で始まった。ボウマンFRB理事の発言も後押しとなり、149.47円まで上昇した。
その後は、米10年債利回りの上げ幅縮小とともに買いが一服149.33円で引けた。
ユーロドルは、東京時間の終わりに1.0805ドルの高値を付けたが、一時4.14%まで低下していた米10年債利回りが4.16%台まで回復したことを受けてドル買いが優勢となる。
その後ドル買いが一服すると、再び1.0780ドルまで値を戻し、1.0774ドルで引けた。
株式
NYダウ平均 USD 38,806.28 +138.26 (+0.35%)
NASDAQ総合 USD 15947.92 ‐39.85(-0.24%)
S&P500 USD 5022.46 -0.07(+0.55%)
株式市場では、NYダウ平均が最高値を更新した。米経済のソフトランディングへの期待もあり買いがはいったが、13日に発表される米消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見ムードでもある。S&P500やナスダックも高値圏で推移しているが、利益確定の売りも入り安くなっている。
債券・商品先物
米国債10年 4.170% (+0.007)
NY原油(WTI) USD/バレル 76.91 (+0.57%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2033.9 (-0.23%)
【日本】米10年債利回りの低下でドルが売られる
為替(17時)
2月12日の東京外国為替市場は、東京市場休場による本邦勢不在の影響もあり、小幅な値動きが続いた。時間外の米10年債利回りが低下し4.15%をつけたことで、ドル売り優勢の流れとなった。
米ドル円は、本邦勢不在のため小幅な値動きとなった。米10年債利回りの低下を受けてじり安となった。正午頃に一時反発して149.25円まで回復するも、引けにかけて149.04円の安値を付けた。
ユーロドルは、一時調整のユーロ売りがあり1.0789ドルまで安値を付けたものの、先週からのユーロ高の流れを引き継ぎ引けにかけては再びドル売りユーロ高の流れに戻し、1.0805ドルの高値を付けて引けた。
ユーロ円は、高値圏でのもみ合いが続いた。東京が休場であることもあり円の動きが鈍い。また27時に控えているベイリーBOE総裁の発言を意識して積極な取引は控えられている。
債券
10年長期金利 0.724% (±0)
【市場主要イベント】
2月13日 英 失業率
英 失業保険申請件数
米 消費者物価指数
2月14日 英 消費者物価指数
2月15日 豪 失業率
新規雇用者数
英 第4四半期GDP【速報値】
米 小売売上高
小売売上高【除自動車】
2月16日 米 生産者物価指数
生産者物価指数【コア】
ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】