米ドル円は33年ぶりの高値更新を受けて、日本政府3者会合開催で介入への警戒感が高まる

【米国】対欧州通貨ではドル買い、対円通貨では円買いが進行した

為替(2024年3月28日  6時00分)
米ドル円         USD/JPY   151.30  (円)
ユーロ米ドル  EUR/USD  1.0823  (米ドル)
ユーロ円         EUR/JPY   163.56 (円)
ポンド円         GBP/JPY   191.13  (円)
ポンド米ドル  GBP/USD  1.2640    (米ドル)

 
3月27日のニューヨーク外国為替市場は、月末とイースター(復活祭)の連休を前にしたポジション整理もあり、対欧州通貨を中心にドル買いが優勢となった。一方で対円では、財務省・金融庁・日銀の3者会合が開催されたことを受けて、日本当局による円買い介入への警戒感が高まり、円買いが進行した。
 
米ドル円は、東京時間に33年ぶりの高値となる151.97円を付けたことを受けて、財務省・金融庁・日銀による3者会合が開催されると、当局による為替介入への警戒感が高まり下落した。一時151.02円まで下落したが、その後は値動きが鈍った。29日の米PCEデフレーターなど注目度の高い経済指標を前に様子見ムードとなった。
 
ユーロドルは、月末・四半期末を前に対欧州通貨を中心にドル買いが優勢となり、1.0810ドルまで安値を押し下げた。しかし29日のイースター(復活祭)の連休を前に積極的な売買は控えられたため下値も限定的で、じり高に推移し1.0823ドルで引けた。
 
株式
NYダウ平均       USD   39,765.7    +467.79(+1/19%)
NASDAQ総合    USD   16,400.37  +77.21(+0.47%)
S&P500             USD    5,248.71   +45.29(+0.87%)

株式市場では、米経済がソフトランディングできるとの期待感から、買いが優勢となった。また3日連続で下落があったことで、短期的な高値への警戒感や相場の過熱感が和らぎ買いが入りやすくなった。エヌビディアは高値圏で推移していることもあり、2日続落となった。
 
債券・商品先物
米国債10年                              4.192     (-0.042)
NY原油(WTI)     USD/バレル   81.34     (+0.45%)
NY金(COMEX)  USD/オンス   2,215.4  (+1.64%)
 

【日本】米ドル円は今年最高値を更新も、日本当局の円買い介入への警戒感が高まった

為替(17時)

3月27日の東京外国為替市場は、日経平均株価の堅調な推移を背景に円売りが進行した。しかし、鈴木財務相の「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず断固たる措置をとる」との発言により、円買い介入への警戒感から円買いが進んだ。
 
米ドル円は、日本株の堅調な推移を支えに大幅に上昇し、151.97円まで上値を伸ばした。しかし、152円という節目を前に上値は重くなった。円安の進行を受けて、鈴木財務相の発言をうけて、151.59円まで下値を押し下げた。その後は揉み合いが続き、151.70円で引けた。
 
ユーロドルは、円主体の動きとなる中で、ドル円とユーロ円に挟まれる形で、小幅な値動きで揉み合いが続いた。東京時間は終始様子見ムードとなり、1.0827ドル前後で揉み合いとなった。
 
ユーロ円は、ドル円の上昇に合わせて円が売られる展開となり、164.41円まで上値を伸ばした。しかし鈴木財務相の発言を受けて、円買い介入への警戒感から円買いが進行し、164.03円まで戻された。その後は方向感を欠いた揉み合いの相場が続いた。

債券
10年長期金利  0.719% (-0.017)
 
【市場主要イベント】
28日 豪   小売売上高
   独   小売売上高
   英   第4四半期GDP
   加   GDP
   米   第4四半期GDP
   米   ミシガン大消費者信頼感指数
29日 日   東京消費者物価指数
   米   PCEデフレーター  

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