【今週のハイライト】上昇していた米10年債利回りが低下したことを受けて、全般でドル売りがやや優勢となった

為替(2026年10月16日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY   157.99(円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1221(米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   177.28(円)
ポンド円          GBP/JPY   209.75(円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3273(米ドル)
 
米ドル円
12日(月)は、  日本休場となる中で時間外のWTI原油先物価格が下落したこともあり、ドル売りが優勢となり158.07円まで下押した。ただ、その後はWTI原油先物価格が下げ幅を縮小したことで、ドルの買戻しが優勢となった。その後は買い戻しは優勢となり、16時過ぎには158.48円まで上値を伸ばした。 中東情勢の緊迫化から原油先物価格が上昇すると全般でドル買いが優勢となった。24時台には158.75円まで上値を伸ばし9月以来の高値を付けた。買い一巡後には米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで伸び悩んだが、下値は限定的で底堅い値動きとなった。
 
13日(火)は、  時間外のWTI原油先物価格が92ドル台まで下落するとともに、米10年債利回りの低下を眺めドル売りが優勢となると、12時前には158.19円まで下押した。その後は下げ渋ると方向感なく揉みあいが続いた。米金利の低下に伴い再び売り圧力が強まると158.11円までわずかに下値を拡大した。 低下していた米10年債利回りが5.23%台まで低下幅を縮小した事、円売り・ドル買いが先行した。9月米中古住宅販売件数が市場予想を上回ったこともドル買いを促し、24時過ぎには158.46円まで上値を伸ばした。買い一巡後は伸び悩んだが下値も堅く158円台前半でもみ合う展開が続いた。
 
14日(水)は、 東京仲値にかけて買いが優勢となり158.51円まで上値を伸ばしたが、前日高値の158.69円を前に伸び悩んだ。その後は時間外の米10年債利回りが低下に転じたことで、売り戻しが優勢となり158.11円まで下押した。もっともその後は下げ渋り徐々に買い戻された。 9月米消費者物価指数の上振れをきっかけに全般でドル買いが優勢となり、22時台には158.95円まで上値を伸ばした。ただ、買い一巡後には米10年債利回りが低下したことが相場の重しとなり、一転して午前3時過ぎには158.04円まで売り戻された。
 
15日(木)は、朝方から時間外の米10年債利回りが大きく低下したことでドル売りが先行し、157.58円まで下値を拡大した。小枝日銀審議委員からタカ派アh津減が伝わったことも相場の重しとなった。その後は下げ渋り158.05円まで上昇したものの、上値は限定的だった。米卸売物価指数が市場予想を上回ると、円売り・ドル買いが進行し158.18円まで上値を伸ばした。ただ、米長期金利が低下するとドル売りが出たことで157.54円まで売り戻された。売り一巡後は米長期金利が低下幅を縮小したことで買い戻しが優勢となると158.24円まで上昇し上値を更新した。
 
ユーロドル
12日(月)は、  WTI原油先物価格が下落したこともあり全般でドル売りが優勢となると、買いが優勢となり10時過ぎには1.1217ドルまで上値を伸ばした。買い一巡後にはWTI原油価格の上昇を手掛かりにドル買いが優勢となると、15時過ぎには1.1197ドルまで売り戻された。原油価格の上昇やフランスの政治・財政運営に対する懸念からユーロ売り・ドル買いが先行した。5日の安値を下抜けて午前5時台には1.1152ドルまで下値を拡大した。米格付け会社フィッチは仏格下げの可能性を警告した。 
 
13日(火)は、  原油先物価格や米10年債利回りの低下に伴いドル売りが優勢となると、ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、16時過ぎには1.1196ドルまで上値を伸ばした。また前日に昨年6月以来の水準まで下落したユーロポンドに利益確定の買いが入ったこともユーロ買いを支えた。明日の米消費者物価指数の発表を前にポジション調整目的の買いが優勢となると、22時台には1.1204ドルまで上値を伸ばした。ただ、米10年債利回りが低下幅を縮小すると上値が重たくなり、売り戻された。 
 
14日(水)は、 ドル円が下落したタイミングで1.1211ドルまで上値を伸ばし、前日高値を更新したものの、積極的に上値を試す展開とはならず徐々に売り戻された。時間外の米長期金利の低下も一服する中で方向感なく小幅にもみ合った。 「イランは原油価格を高止まりさせて米中間選挙に影響を及ぼすことを狙い、ホルムズ海峡を航行する船舶への攻撃に新たな戦術を導入」との報道を受けて、原油高は上昇しドル買いが優勢となった。24時過ぎには1.1112ドルまで下値を拡大した。
 
15日(木)は、全般でドル売りが進んだ流れに沿ってユーロ買い・ドル売りが優勢となった。目立った押し目もなく12時前には1.1241ドルまで上値を伸ばした。もっとも豪雇用統計が弱い結果となったことを受けて、豪ドル・ドルでドル買いが優勢となったことから、1.1201ドルまで売り戻されたが、下値は限定的だった。米卸売物価指数が市場予想を上回るとドル買いが先行し1.1188ドルまで下押した。ただ米長期金利が低下すると一転して1.1224ドルまで買い戻された。16日にはウィーシュFRB議長の発言が控えていることもあり、様子見ムードが強くレンジ内でのもみ合いとなった。
 
ユーロ円
12日(月)は、  ユーロドルの上昇につれて買いが先行した。その一方でドル円で売りが先行していることもあり、積極的に買い進めていく展開とはならなかった。その後は、じり高に推移し16時台には177.56円まで上値を伸ばした。
 
13日(火)は、  売りが先行し176.69円まで下押したものの、ユーロドルが上昇していることにつれて下げ渋ると徐々に買い戻された。ただ、ドル円の下落とユーロドルの上昇に挟まれ大きな方向感は出にくく、レンジ内でのもみ合いが続いた。欧州勢参入後には利益確定目的の買いが入ったことで177.10円まで上値を伸ばした。
 
14日(水)は、 東京仲値にかけてはドル円の上昇につれて買いが優勢となり177.59円まで上値を伸ばした。もっともその後は、方向感が定まらず177.40円を挟んで小幅にもみ合う展開が続いた。
 
15日(木)は、ドルがらみの取引が中心となる中で176.75円前後でもみ合ったが、ユーロドルの上昇につれた買いが出ると177.23円まで上昇した。買い一巡後に177.10円台でもみ合ったが、16時台には177.29円までわずかに高値を更新した。もっとも上値は重たかった。
 
10月12日 9時00分 ~10月16日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円  USD/JPY  157.54~158.95(円)
ユーロドル EUR/USD   1.1112~1.1241(ドル)
ユーロ円  EUR/JPY  176.29~177.59(円)
ポンドドル GBP/USD   1.3137~1.3278(ドル)
ポンド円  GBP/JPY  208.36~210.31(円)
 
株式
12日(月)は、 今週から始まる米主要企業の四半期決算に注目が集まる中で、好業績期待から買いが入りやすかった。ただ、「中国の半導体大手CXMTは次世代DRAMの量産を開始」との報道を受けて、半導体株に売りが出た。 
 
13日(火)は、  決算内容が嫌気されたジョンソン・エンド・ジョンソンが売られたほか、キャタピラーやアムジェンが下落し相場の押し下げ要因となった。その一方で、セールスフォースなどが買われたことで、相場を支えられた。
 
14日(水)は、 9月消費者物価指数の上振れを受けて売りが先行したものの、米長期金利が低下に転じると買戻しが優勢となり、上昇に転じる場面もあった。高金利がAI投資の制約となるとの懸念から、半導体などAIインフラ関連とされる銘柄に売りが出た。
 
15日(木)は、人工知能投資への先行き不透明感が広がる中で、半導体やAIインフラ銘柄のいっかっくに売りが続いた。その一方で、消費関連株やヘルスケア株などに買いが集まり、相場を下支えした。米長期金利の低下も相場を下支えした。

この記事をシェアする
もっと読む
クッキー(Cookie)について: お客様が本ウェブサイトにアクセスする際、セキュリティの確保やお客様に関する情報を取得することを目的に、クッキー(Cookie)を使用する場合があります。 本ウェブサイトにお客様が継続的に訪問する場合、クッキーについて同意することと見なします。またクッキーはいつでも削除することが可能です。
FAQ お問合せ サポートデスク
月曜日-金曜日
9:00-24:00