【米国】政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっていることで、円買いが優勢となった
為替(2026年10月2日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.08(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1242(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 177.73(円)
ポンド円 GBP/JPY 208.61(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3193(米ドル)
10月1日のニューヨーク外国為替市場は、米10年債利回りが上昇し5.34%台まで上昇したことで、ドル買いが先行した。市場では米景気の底堅さを背景に米金利先高観は根強く、ドル買いが後押しされた。なお、日本政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、円はやや売りが優勢となった。
米ドル円は、政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中でドル売り・円買いが先行し157.22円まで下落した。米10年債利回りが低下したことも相場の重しとなった。ただ、一部報道で「トランプ大統領はイランへの爆撃再開の考えを側近に語った」と報じたことで、WTI原油価格の上昇とともに、ドルが買い戻された。
ユーロドルは、米10年債利回りの上昇に伴うドル買いが先行したほか、ラガルドECB総裁が今週、一部の積極的な利上げ観測をけん制する姿勢を示したことが引き続きユーロの重しとなった。午前2時台には1.1215ドルまで下落し日通し安値を付けた。その後は下げ渋ったものの、戻りは限定的だった。
株式
NYダウ平均 USD 50,926.55 +20.51(+0.04%)
NASDAQ総合 USD 26,878.79 +17.72(+0.06%)
S&P 500 USD 7,666.44 +14.91(+0.19%)
株式市場は、米長期金利の上昇や原油高が嫌気され売りが優勢となる場面もあったが、米長期金利が低下に転じると徐々に買戻しが進んだ。ジェファーソンFRB副議長が「FRBは次の行動決定までに更なるデータが必要」と発言すると、米早期利上げ観測が後退し相場を下支えした。
債券・商品先物
米国債10年 5.243% (-0.046)
NY原油(WTI) USD/バレル 95.56 (+2.68%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,207.8 (+0.44%)
【日本】日銀の利上げ加速観測が後退した事を受けて、全般で円売りが優勢となった
為替(17時)
10月1日の東京外国為替市場は、9月の日銀金融政策決定会合において、日銀の利上げ加速を示唆するような内容ではなかったことで、全般で円売りが優勢となった。高市首相が「経済財政運営は為替の誘導を目的に行うものではない」としながらも「日本経済が国際競争力を強めることは円の信認を保つことになる」との見解を示した事で、一時的に円が買い戻されたが限定的だった。
米ドル円は、9月開催の日銀金融政策決定会合における主な意見が、日銀の利上げ加速を示唆する内容ではなかったとの見方から、全般で円売りが優勢となった。午後になっても買い圧力が強まり、158.45円まで上値を伸ばした。その後は高市首相の発言から伸び悩んだものの、底堅く推移した。
ユーロドルは、円がらみの取引が中心となる中で、対円でドル買いが進んだ影響もあり、ユーロドルでは売りが優勢となった。東京時間午後もじり安に推移し16時台には1.1298ドルまで下値を拡大した。
ユーロ円は、全般で円売りが優勢となっていることを受けて、ユーロ円も急伸した。15時過ぎには179.31円まで上値を伸ばしたが、ユーロドルが下落していることもあり、買い一巡後には売り戻しが優勢となり、17時過ぎには178.83円まで売り戻された。
債券
日本国債10年 3.120% (+0.067%)
【市場主要イベント】
2日 ユーロ 消費者物価指数
米 非農業部門雇用者数変化