【米国】米10年債利回りが上下したことで、大きな方向感は出にくい展開となった
為替(2026年10月7日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 158.11(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1260(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 178.04(円)
ポンド円 GBP/JPY 209.90(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3274(米ドル)
10月6日のニューヨーク外国為替市場は、米10年債利回りが上昇したことでドル買いが先行したものの、その後は米10年債利回りが上昇幅を縮小したことで、ドルは売り戻された。また仏財政への懸念が後退した事でユーロも買い戻された。
米ドル円は、日銀が今月の金融政策決定会合では「利上げに慎重になる」との見方から、円売りがでた。その一方で米10年債利回りの低下に伴うドル売りもでたことで、大きな方向感はでにくかった。なお、佐藤日銀審議委員は「段階的な利上げには賛成」と述べた一方で「個人消費が弱くなることを懸念している」とした。
ユーロドルは、来年の仏大統領選挙への立候補を表明している極右政党・国民連合のマリーヌ・ルペン氏が公表した財政構想を受けて、同国の財政運営に対する不安が和らぐと、仏長期債価格が上昇した。為替市場では、一時伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
株式
NYダウ平均 USD 51,521.28 +253.38(+0.49%)
NASDAQ総合 USD 27,601.91 +111.76(+0.40%)
S&P 500 USD 7,818.93 +44.98(+0.57%)
株式市場は、米長期金利が低下し株式の相対的な割高感が薄れると株買いが優勢となった。仏財政・景気への懸念が和らぐ中で、欧州株が上昇したことも相場を下支えした。ナスダックやS&P500では史上最高値を更新した。
債券・商品先物
米国債10年 5.284% (-0.023)
NY原油(WTI) USD/バレル 91.80 (+0.53%)
NY金(COMEX) USD/オンス 4,192.7 (+0.60%)
【日本】米10年債利回りの上昇を受けてドル買いが先行したが、午後には米10年債利回りが低下しドル売りが優勢となった
為替(17時)
10月6日の東京外国為替市場は、日本時間午後の時間外の米10年債利回りの低下から、ドル売りが優勢となった。なお、レーンECB専務理事は「成長に対する下振れリスクは実現化していない」「金利決定の主な要因はエネルギーショックのインフレへの影響」と述べたが、相場絵の影響は限定的だった。
米ドル円は、売りが先行し157.76円まで下押したものの、時間外の米10年債利回りが上昇したほか、日経平均株価が堅調したことも支えとなり、15時台には158.24円まで上値を伸ばした。ただ、その後は米10年債利回りが伸び悩んだことや植田日銀総裁の発言を受けて、伸び悩んだ。
ユーロドルは、ドル円でのドル売りを受けて1.1231ドルまで買いが先行したが、米10年債利回りの上昇が上値の重しとなり徐々に売り戻された。15時台には1.1202ドルまで下押したが、その後は時間外の米10年債利回りの低下を受けてドル売りが優勢となったことで、1.1243ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は、方向感の出にくい展開となった。ドル円の上昇につれて177.48円まで上昇したものの、ユーロドルが下落した影響もあり、15時過ぎには177.38円まで売り戻された。ただ、ユーロドルが上昇するとユーロ買いが優勢となり、17時までに177.76円まで上値を伸ばした。
債券
日本国債10年 3.095% (+0.005%)
【市場主要イベント】
7日 米 FOMC議事要旨
8日 ユーロ ECB理事会議事要旨
9日 加 新規雇用者数