【米国】
為替(2023年10月16日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 149.58 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0507 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 157.17 (円)
ポンド円 GBP/JPY 181.56 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2136 (米ドル)
10月13日のニューヨーク外国為替市場では、米ドル売り・円買いが優勢となった。この日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数(速報、前回68.1、予想67.6、結果63.0)は市場予想を下回り、米長期金利が低下したことを受けて、日米金利差の縮小を意識した円買い・米ドル売りが優勢となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が5.04%、10年債が4.62%となっている。
米ドル円は149.61円で取引を開始。一時は149.75円まで上昇する場面もあったが、徐々に上値を切り下げる展開となった。取引時間の後半には一時は149.45円まで下落し、149.58円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0525ドルで始まると、軟調な展開となり、一時は1.0496ドルまで下落した。一時は1.0548ドルまで上昇したものの、引けにかけては軟調に推移し、1.0508ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2136ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は157.47円で取引を開始。取引時間の前半に一時157.65円まで上昇したが、その後は反落する展開となった。一時は157.05円まで下落し、引けにかけてはやや反発して157.17円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 33,670.29 39.15 (+0.12%)
NASDAQ総合 USD 13,407.23 -166.99 (-1.23%)
S&P500 USD 4,327.78 -21.82 (-0.50%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は反発となった。金融関連銘柄の決算発表などが好感されて買いが入ったが、中東情勢を巡る緊張が株式相場の重荷となった。個別では石油大手のエクソンモービルやシェブロンなどの上昇が目立った一方、半導体大手エヌビディアやソーシャルメディア大手メタプラットフォームズなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 4.6248% (-0.075)
NY原油(WTI) USD/バレル 87.69 (+5.01%)
NY金(COMEX) USD/オンス 1,941.5 (+3.18%)
【日本】 米ドル円は短期的な大幅上昇の反動により軟調な値動き
為替(17時)
10月13日の東京外国為替市場では、やや円が買われる展開となった。朝方は米国のインフレの高止まり懸念を受けて、金融政策の引き締め継続を期待した米ドル買いが先行した。ただ、前日に海外市場で大きく上昇した反動もあって、次第に米ドル売り・円買いが優勢となった。
米ドル円は149.77円で取引を開始。一時は149.83円まで上昇する場面があった。しかし、その後は徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は149.57円まで下落。引けにかけては小幅に反発し、149.66円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0530ドルで始まると、取引時間の前半は徐々に水準を切り上げる展開となった。一時は1.0558ドルまで上昇。引けにかけても底堅く推移し、1.0552ドルで引けた。
ユーロ円は157.72円で取引を開始。朝方から堅調に推移する展開となり、一時は157.99円まで上昇した。その後はやや上値を抑えられる場面も見られたが、引けにかけてはやや反発し、157.91円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.7536% (+0.004)
【注目の市場イベント】
10月16日 ニューヨーク連銀製造業景気指数
10月17日 小売売上高(前月比)
10月18日 住宅建築許可件数