為替(2026年2月20日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 155.08(円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.1768(米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 182.52(円)
ポンド円 GBP/JPY 208.73(円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.3458(米ドル)
米ドル円
16日(月)は、国内総生産速報値が予想を大きく下振れし、日銀の早期利上げが難しくなるとの見方から、円売り・ドル買いが先行した。14時前には一時153.24円まで上値を伸ばしたが、高市首相と植田日銀総裁の会談を前に内容を見極めたい向きも強く伸び悩んだ。ただ、153円手前で底堅さを確認すると、153.38円まで上値を伸ばした。欧州時間に153.63円まで上値を伸ばしたものの、先週末高値の153.67円が目先のレジスタンスとして意識されると153.25円まで売り戻された。ただ、プレジデンツデーでNY勢が不在の中で、全般でドル買いが強まると153.57円まで買い戻されたが、大きな方向感は出なかった。
17日(火)は、日経平均株価の下落を背景に売りが優勢となった。高市政権の財政拡張懸念から債券売り・円売りが進んでいたが、持ち高調整の売りが入ったことも相場の重しとなった。16時過ぎには152.82円まで下値を拡大したものの、前日安値の152.62円が目先のレジスタンスとして意識されると、下げ渋った。3連休明けのNY勢がドル買いで参入した。低下していた米10年債利回りが上昇に転じたことも支えに午前1時前には153.92円まで上値を伸ばした。ただ、節目の154円を前にすると失速した。その後は売り戻しが優勢となり153.18円まで下押した。
18日(水)は、本邦の1月貿易赤字幅が予想よりも縮小したことを受けて朝方には153.07円まで下押す場面もあったが、その後は日経平均株価の上昇などを手掛かりにした買いが入り11時台には153.70円まで上値を伸ばした。その後は153.39円まで下押したものの米10年債利回りが上昇すると再び買いが強まり、17時までに153.71円までわずかに上値を更新した。高市首相が積極財政政策に前向きな発言をしたことで、ドル買い・円売りが優勢となった。節目の154円を上抜けるとストップロスを巻き込みながら154.87円まで上昇した。FOMC議事要旨では追加利下げの判断基準をどこに置くかを巡り、当局者間でも意見の相違があることが浮き彫りとなった。
19日(木)は、朝方に154.62円まで下押したものの、日経平均株価が高く始まり底堅く推移したことを受けて、円売りが優勢となった。前日高値を上抜けてストップロスを巻き込みながら15時過ぎには155.34円まで上値を伸ばした。欧州勢参入後にはドルの戻り売りが先行し154.93円まで売り戻された。米国によるイランへの攻撃の可能性が高まっていることもあり、リスク回避のドル買いが先行した。前週分の米新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数など予想よりも強い内容となったことで155.28円まで上値を伸ばした。ただ、東京時間高値を前にすると伸び悩んだ。
ユーロドル
16日(月)は、円主導の相場となる中で1.186ドル台のレンジ内で上下し方向感の出ない相場となった。欧州勢参入後にも方向感は乏しく、1.186ドル台での上下が続いた。全般でドル買いが進んでいる中で午前2時前には1.1846ドルまで下押した。先週末安値の1.1847ドルをわずかに下抜けたが、米球場によりNY勢が不在の中で積極的に売り進める展開とはならず、買い戻された。
17日(火)は、円がらみの取引が主導となったが、前日からの売りの流れを引き継いで1.1835ドルまで下値を拡大した。その後は1.1845ドルまで買い戻される場面もあったが、ポンドドルが下落している影響も受けて17時前には1.1828ドルまで下値を拡大した。ドル買いが先行したことで1.1805ドルと日通し安値を付けたが、売りが一巡するとショートカバーが優勢となり、午前4時前には1.1853ドルまで上値を伸ばした。また低調な英雇用指標を受けて売りが進んでいたポンドドルも買い戻された。
18日(水)は、朝方には1.1857ドルまで上値を伸ばしたものの、その後はドル円の上昇の影響も受けたことで、徐々に上値を切り下げ13時過ぎには1.1839ドルまで下値を拡大した。その後は下げ渋りややもみ合ったが、欧州勢参入後には再び売りが優勢となり1.1833ドルまで下値を拡大した。対円主導でドル買いが優勢となったほか、米10年債利回りの上昇も重なって下値を探る展開となった。前日安値の1.1805ドルを下抜けると1.1782ドルまで下値を拡大した。1月米鉱工業生産が昨年2月以来の伸び率を記録したこともドル買いを支えた。
19日(木)は、ドル円でのドル高が進んだほか、時間外の米10年債利回りが一時4.09%台まで上昇したことも重しとなり、1.1784ドルまで下押した物の早朝の安値1.1782ドルが目先のサポートとして意識されると下げ渋り買戻しが優勢となり17時までには1.1803ドルまで買い戻された。米国とイランの緊張感が高まっていることもあり、リスク回避のドル買いが先行し23時台には1.1742ドルまで下押した。また良好な米経済指標もドル買いを促した。もっともトランプ大統領の発言を確認すると、イラン攻撃への過度な警戒感は後退した。
ユーロ円
16日(月)は、ドル円の上昇を受けて強含みした。14時過ぎには181.78円まで上値を伸ばし、その後はややもみ合ったものの、欧州勢参入後には181.93円まで上値を更新した。ただ、17時から高市首相と植田日銀総裁が会談を控えていることで、内容を見極めたい向きが強く、積極的に買い進めていく展開とはならなかった。
17日(火)は、朝方に182.16円まで上昇したものの、日本株安とドル円の下落につれて売りが優勢となった。16時台には一時180.93円まで下値を拡大したが181円割れでは買い戻しの圧力が強く下げ渋った。
18日(水)は、日本株高やドル円の上昇につれて182.00円まで上値を伸ばした。ただ、182円台では売り圧力も強まり、伸び悩んだ。15時過ぎには181.68円まで売り戻されたものの、ドル円の上昇につられる形で181.89円まで買い戻された。
19日(木)は、東京オープン直後には182.27円まで下押したものの、ドル円の上昇や日経平均株価の上昇を受けて、買いが優勢となった。15時過ぎには183.15円まで上値を伸ばしや。ただドル円が伸び悩むとユーロ円も徐々に売り戻され17時までには182.85円まで下押した。
2月16日 9時00分 ~2月20日 6時00分までのレンジ幅
米ドル円 USD/JPY 152.70~155.34(円)
ユーロドル EUR/USD 1.1742~1.1870(ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 180.81~183.15(円)
ポンドドル GBP/USD 1.3433~1.3661(ドル)
ポンド円 GBP/JPY 207.23~209.68(円)
株式
16日(月)は、プレジデンツデーで休場。
17日(火)は、AI機能向上による産業への打撃懸念から売りが優勢となった。その一方で、米国とイランの核問題に関する協議が進展しているとの観測が投資家心理を支え下値も堅く、上下に振れる一進一退の展開となった。
18日(水)は、メタ・プラットフォームズに向けて数百万個のAIチップを供給する複数年契約を結んだと発表したエヌビディアが買われたことが、投資家心理の改善につながった。またゴールドマン・サックスなど金融株の上昇もVUダウ平均を押し上げた。
19日(木)は、米国によるイランへの軍事攻撃が意識されるなど、地政学リスクの高まりが投資家心理を冷やしたことで売りが優勢となった。金融株にも売りが入り、NYダウ平均は一時460ドル超下落した。