【米国】
為替（2023年12月18日 6時00分）
米ドル円 USD/JPY 142.24 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0894 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 154.97 (円)
ポンド円 GBP/JPY 180.22 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2675 (米ドル)
12月15日のニューヨーク外国為替市場では、やや米ドルが買われる展開となった。この日は、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が早期利下げ観測を牽制する発言をしたことを背景に、円売り・米ドル買いが優勢になった。なお、この日発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数（前回9.1、予想2.2、結果-14.5）は市場予想を下回った。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債（長期金利）の利回りを上回る現象（逆イールド）が継続しており、2年債が4.43%、10年債が3.91%となっている。
米ドル円は141.75円で取引を開始。取引時間の前半に大きく買われ、一時は142.45円まで上昇した。しかし、その後は反落する動きとなり、一時は141.43円まで下落した。引けにかけてはやや反発し、142.25円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0969ドルで始まると、徐々に水準を切り下げる展開となった。取引時間の後半にかけて一段安の展開となり、一時は1.0889ドルまで下落。そのまま1.0894ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2675ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は155.47円で取引を開始。取引時間の前半は軟調な展開となり、一時は154.41円まで下落した。その後はやや反発したものの、始値よりも低い154.97円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 37,305.16 +56.81 (+0.15%)
NASDAQ総合 USD 14,813.92 +52.36 (+0.35%)
S&P500 USD 4,719.19 -0.36 (-0.01%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。米国経済の先行きに対する楽観的な見方を背景として、株式を買う動きが続いた。個別ではソフトウェア大手オラクルや半導体大手インテルなどの上昇が目立った一方、医療保険大手ユナイテッド・ヘルスやヘルスケア大手ジョンソンエンドジョンソンなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 3.912% (-0.008)
NY原油（WTI） USD/バレル 71.78 (+0.18%)
NY金（COMEX） USD/オンス 2,035.7 (-0.76%)
【日本】 来週の日銀金融政策決定会合を控えて売り買いが交錯
為替（17時）
12月15日の東京外国為替市場では、主要通貨ペアは売り買いが交錯する展開となった。米長期金利が上昇したことを受けて米ドル買いが先行し、朝方に米ドル円は上昇する場面があった。ただ、米金利が低下に転じると一転して米ドル売りが優勢となった。また、来週の日銀金融政策決定会合を控えて円売りはやや後退した。
米ドル円は141.88円で取引を開始。取引時間の前半に一時は142.47円まで上昇する場面があった。しかし、米ドル買いは続かず、一転して141.57円まで下落した。その後はやや水準を回復し、141.98円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0995ドルで始まると、この日は終始小動きとなった。高値1.1004ドルと安値1.0977ドルの値幅で推移し、1.0994ドルで引けた。
ユーロ円は155.99円で取引を開始。取引時間の前半は徐々に水準を切り上げると、一時は156.49円まで上昇した。しかし、その後は上値の重さが意識される展開となり、一時は155.67円まで下落。引けにかけてはやや反発し、156.09円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.7048% (+0.034)
【市場イベント】
12月19日 日銀政策金利
12月19日 住宅建築許可件数
12月22日 全国消費者物価指数（CPI）（前年比）
12月23日 ミシガン大学消費者信頼感指数（確報）