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【米国】
為替(2023年12月20日 6時00分)
米ドル円 USD/JPY 143.88 (円)
ユーロ米ドル EUR/USD 1.0978 (米ドル)
ユーロ円 EUR/JPY 157.96 (円)
ポンド円 GBP/JPY 182.97 (円)
ポンド米ドル GBP/USD 1.2724 (米ドル)
12月19日のニューヨーク外国為替市場では、米ドルが売られる展開となった。日銀による金融緩和策の維持や植田総裁による会見を受けて先行していた金融政策修正の期待が後退し、一時は円売りが進行した。しかし、米リッチモンド連銀総裁はこの日、利下げの可能性について予想通りインフレ率が低下すればFRB(米連邦準備理事会)は適切に対応するとの見解を示し、米ドル売りが優勢となった。
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.43%、10年債が3.93%となっている。
米ドル円は144.79円で取引を開始。取引時間の前半は徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は143.53円まで下落した。取引時間の後半は方向感を欠く展開となり、143.89円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0937ドルで始まると、朝方に一時は1.0987ドルまで上昇した。その後はやや勢いを失って反落したが、引けにかけては徐々に水準を切り上げる、1.0978ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.2724ドル近辺での取引となっている。
ユーロ円は158.36円で取引を開始。この日は徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は157.60円まで下落した。取引時間の終盤は底堅い値動きとなり、157.96円で取引を終えた。
株式
NYダウ平均 USD 37,557.92 +251.9 (+0.68%)
NASDAQ総合 USD 15,003.22 +98.4 (+0.66%)
S&P500 USD 4,768.37 +27.8 (+0.59%)
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。FRBが2024年に利下げへと転じ、景気動向に配慮しながら政策運営を行うとの見方が相場を支えた。個別では電気自動車大手テスラやソーシャルメディア大手メタプラットフォームズなどの上昇が目立った一方、半導体大手エヌビディアや医療保険大手ユナイテッド・ヘルスなどが下落した。
債券・商品先物
米国債10年 3.9303% (-0.007)
NY原油(WTI) USD/バレル 74.17 (+1.75%)
NY金(COMEX) USD/オンス 2,053.8 (+0.61%)
【日本】 日銀会合の結果や総裁会見を受けて円売りが加速
為替(17時)
12月19日の東京外国為替市場では、円が売られる展開となった。この日の日銀金融政策決定会合では大規模緩和の継続が決定され、円を売る動きが加速した。植田日銀総裁の記者会見では、当面の金融緩和継続の方針が改めて示され、夕方にかけて円が一段と売られた。
米ドル円は142.77円で取引を開始。朝方は軟調に始まると、一時は142.25円まで下落した。しかし、その後は日銀金融政策決定会合の結果を受けて大幅に水準を切り上げ、一時は144.25円まで上昇。引けにかけても底堅く推移し、144.16円で取引を終えた。
ユーロドルは1.0925ドルで始まると、徐々に水準を切り上げる展開となった。夕方にかけては一段高の展開となり、一時は1.0941ドルまで上昇。そのまま1.0929ドルで引けた。
ユーロ円は155.96円で取引を開始。取引時間の前半には一時155.39円まで下落した。その後は正午ごろに大幅に上昇すると、夕方には一時157.71円まで水準を切り上げ、157.55円で取引を終えた。
債券
10年長期金利 0.6292% (-0.035)