良好な米経済指標を受けて一時米ドル買い・円売りが優勢

【米国】

為替(2023年7月18日  6時00分)
米ドル円          USD/JPY  138.72  (円)
ユーロ米ドル   EUR/USD  1.1238  (米ドル)
ユーロ円          EUR/JPY   155.90  (円)
ポンド円          GBP/JPY   181.31  (円)
ポンド米ドル   GBP/USD  1.3073  (米ドル)
 
7月17日のニューヨーク外国為替市場では、一時米ドル買い・円売りが優勢となった。この日発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数(前回6.6、予想0.2、結果1.1)は市場予想を上回り、米ドル買いの要因とされた。また、イエレン米財務長官が「米国のリセッションは想定していない」などと述べたことも材料視された。
 
債券市場では、金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りが10年債(長期金利)の利回りを上回る現象(逆イールド)が継続しており、2年債が4.73%、10年債が3.8%となっている。
 
米ドル円は138.36円で取引を開始。一時は139.40円まで上昇したが、その後は反落した。引けにかけては軟調に推移し、138.73円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.1234ドルで始まると、米経済指標の結果を受けて一時は1.1203ドルまで下落。しかし、その後は持ち直す展開となり、1.1238ドルで引けた。ポンドは、対米ドルで1.3073ドル近辺での取引となっている。
 
ユーロ円は155.44円で取引を開始。取引開始直後に一時156.35円まで上昇したが、その後は徐々に水準を切り下げる展開となった。引けにかけても軟調に推移し、155.90円で取引を終えた。
 
株式
NYダウ平均     USD  34,585.35   +76.31 (+0.22%)
NASDAQ総合  USD  14,244.95   +131.25 (+0.93%)
S&P500           USD    4,522.79    +17.36 (+0.39%)
 
米株式市場のダウ工業株30種平均は続伸となった。FRB(米連邦準備理事会)は7月を最後に利上げを終了するとの見方が強まっており、株式相場への追い風が意識された。個別では電気自動車大手テスラや半導体大手エヌビディアなどが上昇した一方、通信大手のベライゾンやAT&Tなどの下落が目立った。
 
債券・商品先物
米国債10年                  3.8097%  (-0.021)
NY原油(WTI)   USD/バレル    74.12  (-1.72%)
NY金(COMEX)  USD/オンス  1,959.0  (-0.27%)
 
 

【日本】 東京市場休場で主要通貨ペアは小動きに終始

 
為替(17時)
7月17日の東京外国為替市場では、主要通貨ペアは小動きに終始した。この日は東京市場が休場のため、活発な取引は見られなかった。米ドル円やユーロ米ドルなどは、いずれも方向感を欠く展開となった。ただし、米ドル円は138円台半ばで底堅さを維持した。
 
米ドル円は138.72円で取引を開始。取引開始直後に一時138.83円まで上昇したものの、その後は小幅に水準を切り下げる展開となった。一時は138.37円まで下落したものの、引けにかけては底堅く推移し、138.67円で取引を終えた。
 
ユーロドルは1.123ドルで始まると、徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は1.1215ドルまで下落した。しかし、その後は反発し、夕方にかけては1.1245ドルまで上昇して引けた。
 
ユーロ円は米ドル円と似た値動きとなった。155.78円で取引を開始すると、徐々に水準を切り下げる展開となり、一時は155.33円まで下落。しかし、その後は反発し、155.93円まで上昇して取引を終えた。
 
債券
10年長期金利  0.4751% (+0.000)

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